2006 私のお気に入り or Best 3 By Kihara
■ 新録CD

新録CDタイトル 1
野生の思考
アーティスト名

菊地成孔

NO TRUNKS菊地ファンチーム(3人だけ(笑))としてはまずこれです。収録時間70分弱なのに2枚組み、組曲2曲、カバー4曲が2枚に分けて収録する凝りかた。ウェインショーター(ウェザー)のカバー”プラザ・レアル”とオリジナル“ヴィオラ・トリコロール 3)第三楽章 金 アルトサクソフォンとハープのデュエット”のサックスソロはすばらしいです。

 

菊地さんは去年もいっぱい仕事してますが。去年amazonBest of 2006ミュージックのジャズ・フージョン部門1位になったこれもすばらしいです。
cure jazz UA×菊地成孔
NO TRUNKS菊地ファンチームはこれを見にフジロックまで行ったのでした。(笑)


もう一つ菊地プロデュースElegy 南博も愛聴盤でした。


 
 


新録CDタイトル 2
Dogs of Great Indifference
アーティスト名

Jim Black



Alas Noaxis名での4枚目。今年は一段と暗く重たいオルタナ・ロックをやってます。このバンドはソニックユースやトータスとかのポスト・ロックのカテゴリーかもしれませんが、Jazzのコーナーでしか売ってません。
ヤコブブロ(新宿ユニオンJazz館の一部で流行ってるらしい(笑))や以下にあげたカルロスビカなどJazz側からのこの手のサウンドが増えていますね。
Jim Blackは2年ぶり8月に藤井郷子4での来日、Pit Innで見ました。(CDにサインももらった(笑))


今年は他にもポルトガルのベーシスト、カルロスビカとのAzulでこのバンドと同じようなオルタナ・ロックをやってます。これもカッコイイー

 

 

又、Ellery Eskelin,Andrea Parkinsとの新作は2枚組みでこちらはフリーインプロのJazzです。ベースレス、キーボードがアコーディオンをやピアノ、オルガンと色々で、半分女性ヴォーカルが入っていてなかなか楽しめました。



       


新録CDタイトル 3
My Heart Belongs to Daddy
アーティスト名

水谷浩章

 

水谷さんプロジェクト“フォノライト”第2弾
今回は我らが国立在住天才フルート奏者太田朱美ちゃん大活躍です。NO TRUNKSお馴染みの中牟礼さん、太田朱美ちゃんのトリオと、ちょっとレトロなCTIサウンドのアンサンブルの二つで構成された、たいへん気持ちの良いサウンドです。

 


水谷さん参加では松風鉱一カルテット/ゲストハウスで昼寝(NO TRUNKUS録音第2弾)もすばらしいかったです。


       

 

■ 復刻CD

復刻CDタイトル 1
European Tour 1967(DVD)
アーティスト名

Miles Davis Quintet



1967年の10月から11月にかけて行われたヨーロッパツアーから2日分が収録されてます。とにかくすごい。トニーウィリアムスもハービーハンコックも若い。マイルスのスーツのカッコいい事。
「マイルスを聴け!」によると、このツアーはニューポート・ジャズフェスティバル・イン・ヨーロッパというタイトルで他にモンク、サラ・ヴォーン、アーチー・シェップ、ゲーリー・バートン等という豪華メンバーが参加したそうです。
マイルスの演奏時間は40分弱。スウェーデンとドイツの演奏が収録されてます。特にドイツの映像のカメラワークはかなりカッコイイ。
これで約2500円は超お買い得。



 


復刻CDタイトル 2
Live at the Fillmore East
アーティスト名
Neil Young

1970年3月6,7日、前座がマイルスで行われてNYフィルモアイーストでの二―ルヤングとクレージーホースのライブ。
直球一発のロックです。すばらしい。
しかしこのCDはマイルスファンにはマイルスフィルモア出演の記録としてジャケットが必要です。(笑)
マイルス“ブラックビューティ(3月7日の録音)”を聞いてからこれ聞きましょう。



 

 



 

Copyright NO TRUNKS 2001 All right reserved