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[北千住] 立ち飲み串揚げ=天七、居酒屋=酒屋の酒場、立ち飲み割烹=徳多和良、串モツ煮=藤や [南千住] 居酒屋=大坪屋、居酒屋=鶯酒場
(訪ねた日 10.30.2007)

北千住はもう何度目になるだろう。金八先生のロケ現場に近いと聞く。なるほど武田鉄也風な風采の上がらない人々が行き交う街だ。都会でもなく田舎でもなく東北辺りから上京した輩が静かに暮らす街だ。
今回は敢えて名物店、モツ煮の「おおはし」は外すことにする。友人と4時にマルイの前で待ち合わせる。10分ほど遅刻をしてしまった。当然4時から営業していると思ったのだが、5時から開店の店が多い。最初の店に「天七」を選んだのは、ここが4時開店だったからだ。30〜40人は囲めそうな大きなコの字形のテーブル。4時を15分ほど過ぎた時点では、先客が7名ほど、まだガラ空きだ。一串120円と150円で注文は二串から。だいたい二口で食べるくらいの大きさ。豚、牛、レバ、えび、ソーセージ、葱、アスパラ、玉葱、椎茸・・・30種類くらいあるかな。当然ソースの二度づけは厳禁。ウーロンハイ2杯ほど飲んで、各自6串ほど食べて一人1500円くらい。 ★★★★☆


次に向かったのが駅から10分近く歩く「酒屋の酒場」。店名から推測すると昔は酒屋だったのだろうか?店の位置を遠くから確認する。時間は5時。次々と人が吸い込まれていく。開店と同時に入ったのに、先客がすでに6人ほど。10人座れば満席のカウンターと4人がけテーブルが2つ。開店しているはずなのだが誰も注文を聞いてくれないし、注文しようともしない。どうなっているのだろう?と待つこと15分。5時15分になってどど〜と客がなだれ込んでくる。なるほど常連客は知っているのだ。5時15分が本当の開店時間なのだ。みんないっせいに「ビール」「ホッピー」「鮪ブツ」「いか刺し」・・・と注文を浴びせだす。刺身が大体500円前後、どれも新鮮で量も多い。ここは刺身がメインだと思う。大好物の「シャコ刺し」を注文。旨い。大瓶ビールとで一人1000円くらい。本当はもっと居たかったのだが常連客らしき人が次々押し寄せてくるので席を譲りました。今度ゆっくり来たい店。


酒屋の酒場
★★★
★★

立ち飲みの店なのに手の込んだ料理が楽しめる立ち飲み割烹=徳多和良。最近評判の店だ。酒のせいかカメラがぶれてメニューを撮ったつもりが全然分からない。ここも刺身がメインの店で、先ほどの「酒屋の酒場」から流れるにはチョッともったいない。つまみは315円、420円、525円の3パターンからなる。圧倒的に315円が多くて嬉しくなる。安い、旨い、早い、の3拍子が完璧で、ここもゆっくり再訪したい店だ。芋焼酎ロック2杯と料理5品くらいを食べて一人1500円くらいでした。★★★★★



 

徳多和良の目と鼻の先のはす向かいにあるのが串刺しモツ煮で有名な「藤や」だ。情報によると女将さんが一人で切り盛りしているはずだったのだが、どう云うわけかオジさんが一人でやっていた。病気でもしたのだろうか女将さん。30〜40分居たのだが我々以外には誰も客が来なかった。三ノ輪の「弁慶」や門仲の「大坂屋」と同じく、串に刺した牛モツが鍋の中で煮えている。一人前3串から皿に盛ってくれる。八丁味噌で煮込んだ牛モツはおでんのようで、サッパリ味。ここも一人1200円くらいか。★★★☆☆

北千住の隣、南千住へと電車で向かう。もう相当に酔ってきている。この南千住も再開発が進んでいてプレハブのような建物が多く建ち、昔の面影を残す店がどんどん姿を消している。そんな街のガード下に居酒屋「大坪屋」はある。でかい暖簾は居酒屋としての伝統と威厳を感じさせる。豊富なメニューと安い価格設定。大正12年創業の下町居酒屋の横綱格の店。死ぬ前に是非訪れてみたかったのです。ごらんのとおりの大衆酒場を絵に描いたような店。こんな店がどこの駅にも一つや二つあるでしょ。その頂点に来たんだと実感しました。ビールとつまみ2品ほどで一人800円くらいかな。もう何をたのんだか覚えていません。

大坪屋
★★★
☆☆

 

位置関係が良く分からないのだが「大坪屋」から3分ほどのところに「鶯酒場」がある。東京オリンピックの時の開店というから相当な老舗。ここは完全に再開発の標的にされたらしく、プレハブの仮店舗が多数入った建物で営業していた。昔の古い建物時代は良かったのだろうと思うが、この場所では良さがいま一つ分からない。ここでは何を飲んだのかすら覚えていない。

鶯酒場
評価不可能

 

チョッと6軒は多すぎた。大井町の6軒の時は肉屋や酒屋の立ち飲みも含んでいたのでそれほど感じなかったのだが。今度からはせいぜい4軒止まりにします。最後の方の店に悪いから。

 


 

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