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[武蔵溝ノ口、或は溝の口西口] 「いろは」「かとりや」他 (訪ねた日 2012.5.19)

この日は土曜日でライヴも予定されていたのだが、JR中央線の架け替え工事で三鷹と立川間が運休するとのことで急遽臨時休業とした。
南武線なら工事は関係ない、以前から行きたかった溝の口へ呑みに行くことに。
先月行った秋津と新秋津程ではないが駅と駅の間が少し離れている。武蔵野線の駅名は溝ノ口で東急線は溝の口と表記される。溝の口は大きな東口と忘れられたように小さな西口がある。目指すは戦後の昭和が残る西口である。
階段を下りるといきなり西口商店街の看板が、「待ってたよ!いらっしゃい!」とばかりに出迎えてくれる。それだけで嬉しい、楽しい。いざ突撃って気分になる。
しかし残念ながらついたのが早すぎたようだ(4時着)ほとんどの店はシャッターが下りていて準備中のようだ。5時からの開店だろうか。
しばらく辺りを散策してみる。この時見つけたのがたぶんスーパー十字屋が経営するであろう「酒蔵十字屋あらた」。貼り出されたメニューを楽しんでほしい。
さて5時少し前、西口に戻ってみると既に人が集まりだしている。まずは奥の「いろは」からスタート。モツ焼き以外の焼き物が色々ありますね。ここの焼酎はスタミナドリンクみたいな瓶に入ったのが一本一人前なのだ。「燃える男の酒」だそうです。
そうこうしているうちにもう一人のツアー仲間のG君と合流。もう一軒行ったのだが店名は覚えていない。大した店ではなかったのだろう。
四件目に行ったここ一番の人気店「かとりや」のモツ焼きが旨かったのかどうかは覚えていない。もうすっかり出来あがっていてどれくらい呑んだのかも覚えていない。猛烈に混んだ店で、奇跡的に座れたのと、ここのは「ホッピー」ではなく「ハイッピー」だったのを写真を見て思い出した。
なんとなくお洒落で洗練された街と思っていた溝の口が、実は戦後昭和の香りを色濃く残す居酒屋好きには堪らない街だったのが嬉しかった。

溝の口 ★★★★☆

 


 

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