2009 私のお気に入り or Best 3 By Murakami |
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★新録CDタイトル 1 |
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佐藤允彦p,渡辺貞夫as,日野皓正tp,峰厚介ts,山下洋輔p |
レーベル |
Ratspack Jazz |
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これほど心洗われる音楽がどれほどあるのだろう。60歳の大きな節目を迎えた者だから理解できる音楽。そうではあるまい、本物の音楽に年など関係ないだろう。
100年に1度の大不況。人の体にも心にも疲れと不安が重くのしかかる。頑張ろう、しかしその頑張りが昔のように報われない。だから、よけいに疲れる。そんな時に出会った音楽。渡辺貞夫、日野皓正、峰厚介、山下洋輔、そして佐藤允彦。70歳前後の男たちの魂が静かに燃え上がる。彼らが慈しみ愛した、富樫雅彦が作曲したバラードの炎を囲んで。
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★新録CDタイトル 2 |
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アラン・トゥーサンp |
レーベル |
ワーナーミュージック・ジャパン |
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いまや超売れっ子プロデューサー、ジョン・ヘンリーの手腕なのだろうか。
シドニー・ベシェ、ジェリーロール・モートン、キング・オリバー・・・モダン以前のアメリカン・ミュージック、ブルースとジャズの線引きがそれほど明確でなかった時代のジャズが走馬灯のように蘇る。ジャズは矢張りアメリカの生んだボーダレス音楽なのだと改めて理解させてくれる。欧州のピアノが束になってかかっても適わない太い根っこがある。
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★新録CDタイトル 同列3 |
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渋谷毅p,松風鉱一sax |
レーベル |
Carco |
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ライナーを書かせていただいた関係もあり、一番聞いたアルバムかもしれない。渋谷毅が渋谷オーケストラの面々とのデュオ・アルバムを制作するシリーズの3作目で、曲は相手の作曲したものを全面的に採用する。
あらためて松風鉱一の作曲手腕に感心した。曲によりアルト、テナー、バリトン、フルート、バス・クラリネット、バンブー・サックスと使い分ける。私としては松風のテナーをもっと聞きたいとこだが。
こうして1位から3位までを並べてみると昨年の私の感情というか風情が分かるというものだ。
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★新録CDタイトル 同列3 |
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カート・ローゼンウィンケルg |
レーベル |
ビデオアーツ・ミュージック |
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今でこそコンテンポラリー・ギター奏者として確固たる地位を築きあるカートだが、デビュー当時はオーソドックスなスタイルのギター弾きとしてひっそりとジャズ・ファンの前に姿を現した。そして、1996年のデビュー当時の原点へ回帰したのが今作だ。13年の時が流れ随分と音に風格が増したなと思わせる佇まいである。聴きやすいのに刺激的。今の私が求める音だ。
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★復刻 |
結成40周年記念 BRILLIANT MOMENTS〜栄光の山下洋輔トリオの軌跡 |
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山下洋輔トリオ |
レーベル |
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山下洋輔最盛期の「モントルー・アフター・グロー」狂乱のステージ映像が白日のもとに!
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