←Back
2015 私のお気に入り or Best 3 By Murakami


CDタイトル 1
Mary Halvorson/Meltframe
メアリー・ハルヴァーソンはデュオ、トリオ、カルテットと相手を替えメンバーを替え次々とアルバムを発表しているが、ソロ・アルバムは初ではないだろうか。ベイリー〜ウルマー路線を継承するそのギターサウンドは、このソロ・アルバムでより明確となる。
オーネット、エリントン、ブレイ、・・・とカバー選曲も魅力的。

CDタイトル 2
原田依幸/1983
1983年に録音され、忘れられていた音源が姿を現した。生活向上委員会大管弦楽団解散前後の新宿ピットインでの録音。今では全く吹かなくなったクラリネットの演奏も大々的にフィチャーされている。イタリア映画「誘惑されて棄てられて」、ローランド・カークの演奏で有名な「ユーリピオンのテーマ」、そしてオリジナルの「カンディンスキー」。一本のチェロと三本のコントラバスをバックに、天才原田が雄叫びをあげる。

CDタイトル3
Gary Burton/Live at Newport '67, Something’s Coming

国内盤も発売されたSomething’s Comingとの2in1CD。「ダスター」と「ロフティ・フェイク・アナグラム」の丁度真ん中、67年のニューポート・ジャズフェスでの貴重な音源。ドラムはロイ・ヘインズとボブ・モーゼスの狭間を埋めたスチュ・マーチン。

不思議なことにこのCD、発売されて数カ月で市場から姿を消した。

推測だが海賊盤の類だったのか、クレジットのミスからクレームが発生したのだと思う。


 

Copyright NO TRUNKS 2001 All right reserved