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12月17日(土)vol.206

他の店にもこのトリオで出演しているのだろうか?私のオファ
ーに集まってくれた3人。考えてみれば日本ジャズの歴史を生
きる大物達。生き字引。歴史を紐解けば、そのことが歴然とし
ます。彼らが日本のジャズを面白くしたのです。あらためて身
が引き締まる思いです。

峰厚介ts3=望月英明b,古澤良治郎ds
年の初め以来、年の終わりの3人です。



12月9日(金)vol.205 節制と心意気

長い欧州の旅、地中海でのバカンス、そして宴の後の肝臓悲鳴。お帰り。不破大輔、渋さ知らズ、そして片山広明。10年前の入院時ほどの大事でなくてよかった。あなたは渋さ知らズに無くてはならない人なのです。これを機に節制し、そのコブシの効いたテナーで末永く日本のジャズの心意気を不破と共に世界に知らしめてほしいのです。

渋さミニチビーズ=不破大輔b,片山広明ts,辰巳光英tp,倉持整ds

長期欧州ツアーお疲れ様。久々のミニチビです!


12月2日(金)vol.204 音楽も美男子

渋さ知らズの初期からのメンバーです。十年以上前から彼の存在を感知していました。武骨な渋さにあって、彼は飛びぬけて美男子でしたから。ギリシャ彫刻の不破大輔も敵いません。そして外見ばかりでなく音楽も美男子です。ソロでやるのは珍しいのでは。

勝井祐二vlnソロ

ROVO、ヴィンセント・アトミックス、渋さ知らズ・・縦横無尽のエレクトリックヴァイオリン・マン。今宵はソロです!



11月26日(土)vol.203 知的体育系

お待たせしました。当店が大プッシュする実力派バンド、本年3度目の登場。
松風の作るモーダルな楽曲を超絶技巧の4人が複雑怪奇頭脳明晰に料理する。知的な香りをもつ体育系かな。唯一無比のそのサウンドは世界的にみてもユニークで貴重。あまり多くはないこのバンドのライヴを楽しみましょう。

松風鉱一sax4=加藤崇之g,水谷浩章b,外山明ds

マルチ・リード奏者率いる異能集団


 

11月18日(金)vol.202 快感&恐怖

2度目の登場。前回は多数のご来場ありがとうございました。懸念されたボトル破壊はなんとかまぬがれ、COILが大丈夫なら他のどんな大音響でもOKと勝手に納得。

当店くらいの小さなスペースで彼らの破壊力に満ちたサウンドの洪水を浴びる快感&恐怖!?体感しに来ませんか。

COIL=鬼怒無月g,早川岳晴b,中山努key,田中栄二ds

再び炸裂、メタル・ジャズの大音響!


 

11月11日(金)vol.201 そんな気が・・

miyaのこと知っていますか?彼女は本物の美人です。しかもフルートが滅茶苦茶に上手い。メジャーがまもなく手をつけるでしょう。そしたら、次はブルーノート。当店には出られなくなるかも。・・・いつもそんな気がする人です。

MIYA fl3=水谷浩章b,外山明ds

フルートの妖精を強力なリズム隊がサポート。


 

11月4日(金)vol.200 ジャズ屋冥利

開店して間もなく4年。ライヴ回数も200回を数えることとなりました。

思いおこせば、初めて自主制作したLPは片山広明の「equator」。初めてプロデュースしたCDは林栄一の「MAZURU」。2枚の渋さ知らズ初期CDのライナーも書かせてもらいました。彼らは私の憧れです。彼らこそ真に日本が世界に誇るJ-JAZZだと思っています。200回を彼らと迎えられるのは本当にジャズ屋冥利に尽きます。

林栄一as,片山広明ts,不破大輔b,ツノ犬ds

前回持病で降板した不破、今回は無事に辿りつけるか?雪辱戦です。


 

10月28日(金)vol.199 爆裂トリオの魁

1985年、東京ニュージャズフェスのスタート時には私の頭の中に早川岳晴トリオの構想が既にあった。翌86年、自主制作レーベル=NO TRUNKS第1弾アルバムとして「Salt」が制作発売される。そして、ほぼ20年の時を経てここに初CD化された。感無量である。

SALT--=早川岳晴b,石渡明廣g,藤井信雄ds

TNJF制作SALTがCD化されました。14年ぶりのステージです。



10月21日(金)vol.198 熱血再挑戦!

当店にしては2ヶ月ぶり、早いインターバルでの登場。久しぶりの再会、久しぶりのライヴ。トントン拍子に進んだ前回だったが如何せんお盆と重なってしまい動員はイマイチ。あれだけ濃い内容だったのに残念。そんな訳での再挑戦。今回はお見逃しなく。

早坂紗知sax3=永田利樹b,ウィンチェスター・ニー・テテper

加齢と共にパワーアップするサッちゃん。目が離せません!



10月14日(金)vol.197 アヴァンギャルド美学

前回の6月18日のライヴ案内にコントーションズのことを書いたら友人からコントーションズなんて死語だよって言われた。確かに25年前に一部でブレイクし、その後消息不明だった彼ら。若い人は知るわけない、死語だ。その一ヶ月後にコントーションズは奇跡の来日をする。恐ろしい、死語が来日した。私には予知能力があるのだろうか?

そしてライヴを観て再確認した。エンケンこと遠藤賢司が日本のニール・ヤングなら、三上は日本のジェイムス・チャンスだと。凶暴なアヴァンギャルドの美学。

Kajuzz=三上寛vo,g鈴木常吉acc,広沢リマ哲sax

ツッパリ具合が先日奇跡の来日を果したコントーションズです。


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10月7日(金)vol.196 追っかけ、師弟

1981年11月16日、新宿コマ劇場でおこなわれた山下洋輔リサイタル。その夏ごろから準レギュラーとして山下洋輔トリオに参加していた林栄一が、トリオ+1の正式メンバーとして舞台の上にいた。その日から私は林栄一の追っかけと化したのだ。

1987年10月4日吉祥寺バウスシアター。第三回東京ニュージャズフェスティヴァル。出演した林栄一バンドのピアノの席には久保島直樹がいた。彼も林の追っかけの一人だ。
二人とも長い付合いだ。

林栄一as&久保島直樹key

20数年来の師弟コンビです。



9月30日(金)vol.195 真価

朝晩、めっきり涼しくなりました。この気持ちのいい季節大好きです。四季のうち一番好きかも。宮野さんたちの音楽が一番はっきり見えてくる(聞こえてくる)季節かも。ボサノバやクール・サウンドは熱い時ではなくこんな心地よい季節にこそ真価を発揮すると思うのは私だけでしょうか?

宮野裕司as4=中牟礼貞則g,吉野弘志b,池長一美ds

すっかり定着した当店スペシャル・カルテット。



9月23日(金)vol.193 信望

飄々とした松風鉱一。やる気があるのかないのか。全然背伸びしません。若いときはいざ知らず、この人には野望とか無縁です。しかし溢れる才能が彼を放ったらかしにしておきません。若手に信望が熱いのです。そして同世代のオジサンたちにも。

松風鉱一sax=吉野弘志b,藤井信雄ds

前回の共演で手ごたえを感じたようです。


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9月16日(金)vol.193  ナイスなオヤジと・・・

最近、菊地雅章の「poo-sun」とか昔のアルバムを引っ張り出してきて良く聞いている。それら大好きなアルバムの多くのサックス奏者は峰厚介でいつも熱気溢れる演奏を展開している。あれから30余年。若い!とても還暦を過ぎた人間とは思えない。そして古澤良治郎。この9月で還暦である。風貌はともかくこの人の感性も若い!そして彼らの息子世代の安東昇。世界初の組み合わせ。

峰厚介ts3=安東昇b,古澤良治郎ds

ナイスなオヤジ二人。間に武骨な若手ベースマン。


 

9月9日(金)vol.192  太陽の下の・・・

渋さ知らズのイタリア公演の後イタリア、スペインと地中海のバカンスを満喫した片山広明。さすがカトリーヌ・スパークが地中海の太陽の下でツイストした映画、「太陽の下の18才」の音楽「サンライト・ツイスト」(原題ゴーカート・ツイスト)をカバーしただけのことはあります。

休暇を楽しんだ後の帰国第一弾ライヴは久し振りのドライシェリー・トリオ。よくやっているような気がしますが83年8月以来の組み合わせなのです、このトリオ。

片山広明tsドライシェリー=早川岳晴b,ツノ犬ds

久し振りのトリオです。ご期待ください。



8月26日(金)vol.191 飛ばすか?

いつもは4人組のA.T.M.としての出演だが今回は二人でのギグとなる。江藤君が突出して忙しかったのが、だんだんと他のメンバーも多忙になってきた証なのか。実力派の若手4人のこと、いずれはメンバー調整が難しくなると思っていた。4人が揃わなかったのは残念だが、逆に期待もしてしまう。何しろ江藤君には岡淳とのパンチパーマ・デュオの実績があるから。二人になるとフットワークが益々軽くなって飛ばしまくるかもしれない。

江藤良人ds&和泉聡志g

A.T.M.の二人。デュオだとどうなるのでしょうか?


8月19日(金)vol.190  事件かもしれない。

もう、かれこれ5,6年前かな。もっと前かも知れない。ジャムバンドと言われたムーブメントがあった。今もあんのかな?私も今は無き新宿リキッドに出没していた時期があったな。クリッターズ・バギンとかポンゴとかってバンドが来日していた。そこで前座扱いに登場したバンドに打ちのめされた。

「スーパー・ジャンキー・モンキー」。衝撃的な出会い、そして衝撃的な解散。そのメンバーのベースがかわいだ。今秋には往来レコードからデビューも決定していると聞く。このバンドは事件かもしれない

パワー・トリオ=松本健一sax,かわいしのぶb,ツノ犬ds

力には力を!元S.J.M.のかわいを挟み猛者二人。


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8月12日(金)vol.189 18年の年輪

当店に初登場とはとても信じられません。
なにしろ私たちが主催していた東京ニュージャズ・フェスにも、87年にstir upで出演してもらったくらいですから。あれから18年経ったんだな。今年の春に友人の家のバーベキュー・パーティーでの再会が今回の出演の機会へとつながったわけだ。そしてその年輪がサッちゃんの音楽を益々大きくしているのには頭が下がります。

早坂紗知as, 永田利樹b, ワガン・ンジャエ・ローズper

女性サックス奏者のサキガケ初登場。



8月5日(金)vol.188  凱旋ライヴ

前回3月26日のライヴがそのまま、private notesと云う松風鉱一カルテット最初のアルバムとして発売されたばかり。その傑作を携えての凱旋発売記念ライヴである。前回は録音って事もあり立ち見も出るほどの大盛況でしたが、今回はいかがなりますでしょうか。ジャズ好きならこのバンドは無視できないでしょう。

松風鉱一sax4=加藤崇之g, 水谷浩章b, 外山明ds

アルバムも発売された彼らの全貌が覗けます


 

7月30日(土)vol.187 超個性

渋さ知らズのゲストメンバーです、二人とも。それだけでも超個性的なミュージシャンだって事、理解してくれますよね?最近は参加していませんが。それは渋さ知らズが彼ら抜きでもビッグになった証拠です。とにかく他では観られない組み合わせ。

早川岳晴b&加藤崇之g

co2の同僚と言うか、異端児と言うか、本物と・・・面白そう!



7月23日(土)VOL.186  スリルな組み合わせ

皆さんスリルってバンドご存知ですか。結構長くやっているインスト・ロックバンドで、ブライアン・セッツアーのオーケストラとかスカパラのスカじゃないバンドと言えば解かりやすいかも。そのバンドのフロントに位置するセクシーなテナー・ウ ーマンがyukarieさん。
彼女と片山氏、同じ呑んベーということで気があったみたいです。でこんなセッションって事になりました。残るお二方も超多忙なミュージシャン。

片山広明ts,YUKARIEts,古村敏比古ts,太田恵資vln

この4人でいったい何を?期待と・・・。楽しませてもらいます。



7月15日(金)VOL.185

MIYAトリオとしてこのメンバーで演奏するのは4度目になる。当店ではすっかりレギュラー化した顔ぶれのトリオだが他店ではほとんど演奏していないみたいだ。水谷、外山、両氏のあの売れっ子ぶりではスケジュールを押さえるのも至難の業。しかたないだろう。そんな意味でも貴重なライヴ。
お誘いあわせてご来場ください。


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7月9日(土)vol.184 復帰!

ほぼ3ヶ月ぶりの帰還である。当初ここまで長期になるとは思わなかった。当店のこのライヴが復帰初日となるらしい。どこまで復調しているか、それは解からない。とにかく日本ジャズ界の至宝、林栄一の復帰を暖かい目で見守ってほしい。

この4人は東京ニュー・ジャズ・フェスの常連だった。そして初期渋さ知らズの同僚でもある。しかし渋さミニちびズとは呼ばない。連名でいきます。

林栄一as,片山広明ts,不破大輔b.ツノ犬ds

エーちゃん回復しました。初期渋さです。ナーダムやるかな?



7月1日(金)vol.183  貴重な。

今回の主役の二人が1993年に設立した自主制作レーベル「まぼろしの世界」。二人が制作に関わったものしか発売しないその制作ポリシーは、現在百花繚乱の独立系個人レーベルのさきがけとしてもっと評価されていいと思う。

その二人が結成したユニットがpere furuだ。CDを1枚残している。しかし忙しい二人のこと。このユニットとしてのライヴは極めて数少ない。貴重なギグをご堪能ください。

PERE-FURU=鬼怒無月g&勝井祐二vln

まぼろしの世界が誇るデュオ!


 

6月25日(土)vol.182 あれから25年

最悪の場合、指切断かとの憶測も流れた松風鉱一だが、見事なニュー・アルバムを携えて復活した。良かった、本当にヨカッタ。
この日は、そのCDを録音したいつもの変態マニアック・カルテットではない。当店臨時編成のスペシャル・トリオでの演奏なのだ。
80年代初頭、山下洋輔トリオを辞した奇才坂田明が若手二人を起用して結成したトリオ。
あれから25年、松風もだがこの二人の感性も若い。

松風鉱一sax3=吉野弘志b、藤井信雄ds
マルチ・リード奏者meetオリジナル・サカタ・リズム・セクション。



6月18日(土)vol.181 近いベクトル

3度目の登場。三上寛。遅まきながら、最近みうらじゅん原作の「アイデン&ティティ」の映画化されたDVDを見ていたら、バンド仲間がたむろする飲み屋のオヤジ役で三上氏が出演していた。出てきただけで存在感あり。
同時に1980年前後のニューウエーブ・シーンのことが頭をよぎった。ポップ・グループとジェームス・ブラッド・ウルマーが同じ地平で鳴っていた時代を。そしたらKAJUZZがジェームス・チャンス&コントーションズと重なってきた。それは多分音楽の質やベクトルが近いからだと思う。

KAJUZZ(カグズ)=三上寛vo、g、鈴木常吉acc、広沢リマ哲ts

パンク・フォークの帝王。日本のコントーションズ!


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6月10日(金) 奇をてらわずに個性的 

こんな貴重なアルト奏者は他にいない。池田篤とのデュオをやった時に改めてそう思った。当店で彼のライヴをやる時は、彼のアルトにリズムセクションが加わるか、サックスとの競演の場合もフリーを得意とする面々との演奏が多かった。バップを土壌とする池田氏との競演はお互いの個性が際立つライヴだった。奇をてらうことはない人、そして貴重な人。宮野裕司。

宮野裕司as4=中牟礼貞則g、吉野弘志b、池長一美ds

当店では珍しい静謐のカルテット。


 

6月3日(金)vol.179 サックスとドラムにウルサイ

大好きなテナーとドラムのデュオが実現する。共に山下洋輔グループに在籍又は過去に在籍していた二人だ。坂田明、武田和命、林栄一、森山威男、小山彰太・・・過去に在団した強力な人名の数々。洋輔はサックスとドラムにウルサイのだ。おそらく洋輔グループでの共演歴はあると思われるが、デュオは初だと思う。非常に楽しみなデュオである。

竹内直ts&外山明ds

山下洋輔グループでの活躍が記憶に新しい二人。野性と野生!



5月27日(金)vol.178 鋼のデュオ!

1月以来の三人。ジャズ批評の特集ではないがサックス、ベース、ドラムのトリオは私の一番好きな編成だ。3人の間に存在するある種の緊張感、一体感。男らしい編成だと思う。更にこのトリオの場合重ねた年輪の重みが加わる。黒光りする鋼の如きトリオである。

峰厚介ts&望月英明b

当初、古澤良治郎の加わったtrioでご案内しておりましたが本人急病の為duoに変更させていただきます。ご了承くださいませ。



5月21日(土)vol.177 常に時代の最前線

久し振りの二人のデュオ。最近1979年のNHK番組「若い広場」の録画を久し振りに見た。生活向上委員会特集のやつだ。当然梅津氏も早川氏も登場するのだがこれが笑える。髪の毛は両名ともフサフサだし。片方は痩せていて、片方は太目気味。26年の時代の流れが身に沁みるなあ。しかし長きに渡って最前線に位置する御両人には頭が下がる。

梅津和時as&早川岳晴b

切っても、斬っても、キレナイ二人。死ぬまで添い遂げます。



■ 5月13日(金)vol.176 エレクトリック五十嵐一生!

2ヶ月に1度のペースで五十嵐一生スペシャルをお送りしている。井野信義、吉澤はじめ、それぞれとのデュオに続いて今年3回目の組み合わせはトリオ編成。昨年の納浩一とのトリオも良かった。今回のベースはグレッグ。ファンキー路線に拍車がかかるのでしょうか?

五十嵐一生tp3=グレッグ・リーb,本田珠也ds

当店だけの大いなる邂逅。エレクトリック五十嵐!


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 5月6日(金)vol.175 コニッツとパーカー

当初、林栄一と池田篤のデュオでご案内していましたが、林氏が治療療養のため急遽宮野氏に代役をお願いしました。林&池田にはない魅力的なデュオと手前味噌ながら確信しております。例えばオーネットとパーカーのデュオがコニッツとパーカーのデュオに変わったようなもので、いずれにしても興味深いものなのです。連休最中の方も働いている方も多くの方のご来場をお待ちしています。

宮野裕司as&池田篤as

個性的スタイルを誇るアルト奏者二人。初共演!



4月29日(金)vol.174 挑発と融合

賛否両論渦巻く2大尖がりバンドの大友良英new jazz quintet(orchestra)と菊地成孔率いるデートコース・ペンタゴン・ロイアル・ガーデンの両方に所属し時代を挑発。世代的には1〜2回り上のオヤジ・バンド、渋谷オーケストラにも属す。なおかつ自己のバンドBOZOも率いる津上研太。今やジャズ界になくてはならないアルト奏者。当店初登場です。

津上研太as3=菊地雅晃b,藤井信雄ds

デートコース等で活躍する三人。今宵はスタンダードで迫ります。



■ 4月22日(金)vol.173 なんで客・・

山下、菊地、板橋、原田・・・日本人の感性を刺激するピアニストたち。最近の若手が東洋と西洋の壁など別け隔てなく軽くイナシテ白人化している(黒人化しない)のに比べると不器用と言うか意固地と言うか、惚れ惚れする。そんな中でも明田川荘之、恐るべきピアニスト。日本人丸出し。シューリヒトも青江美奈もパウエルも全て呑み込む、このパワー。笑える、泣ける、感動する。なんで客が少ないのか疑問?

明田川荘之key3=渡辺隆雄tp,松本健一ts

西荻センチメンタル・フィルハーモニー・オーケストラの三人編成版。



■ 4月16日(土)vol.172 老眼にはキツイ?

皆さんスタジオ・ヴォイスの5月号、もう読みました。特集が「ポスト・ジャズのサウンド・テクスチュア」とエライ難そうなタイトル。菊地成孔、大友良英と並んで不破大輔も大きく採り上げられています。興味のある方は買うなり,立ち読むなり。でも余談ですが、この本、読みづらい。赤や黄色の原色が入り乱れて、老眼にはキツイ本。片山広明が選ぶ10枚なんてのもあるので買いました。

渋さミニちびズ=不破大輔b,片山広明ts,辰巳光英tp,倉持整ds

エンターテインメント・ジャズの最高峰!ジャズは爆発だ!


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■ 4月8日(金)vol.171 JがWとスパーク

昨年12月以来の早川トリオ。Hayakawa,coil,kiki bandと爆音ベースでジャンルを越境する早川。他のバンドがロック的アプローチに比重を置いている中で、あえてジャズとワールド・ミュージックのスパークを目論んでいるかに見える。当初、アコースティック・ベースを多用したが最近はエレキの占める割合が多くなりつつある。早川岳晴の意図するものは如何に?

早川岳晴b3=渡辺隆雄tp,植村昌弘ds

ジャズと大衆音楽が交差する、ソフト変態トリオ!



■ 4月1日(金)vol.170  牙

最近の久保島に関する大きな話題は、アルトの藤川義明グループへの参加だろうか。梅津和時や林栄一と同世代であり、日本のフリー・ジャズを牽引した藤川との活動は非常に興味深いものがある。

一見穏やかな久保島だが内に秘めたるフリーの牙は尋常ではないのだ。このトリオでも牙をむく久保島を観たいものだ

久保島直樹key3=是安則克b,藤井信雄ds

リズミカルな曲想が光るクボジマ・ワールド。



■ 3月26日(土)vol.169 不思議な話

いよいよレコーディングである。
このバンドを今の今までレコーディングせずに放置しておいたなんて・・・。世にも不思議な話であった。
2004年のライヴ案内のVol.115 & 138 辺りを読んでみて。
私のこのバンドに対する熱い想いが伝わると思う。

松風鉱一sax4=加藤崇之g,水谷浩章b,外山明ds


 

3月19日(土)vol.168 変態編隊!?

暫らく江藤良人と岡淳のパンチ・コンビの出演が続いていて、A.T.M.の出演は昨年の7月17日(コルトレーンとビリー・ホリデイと石原裕次郎の命日)以来となる。そしてこの日は、長野〜名古屋〜戸塚と続く怒涛のツアーの初日となるのだ。8ヶ月の時を経て更にパワーアップしたと思われる彼らの変態サウンド!?楽しみである。

江藤良人ds A.T.M.和泉聡志g,佐藤帆ts,安東昇b

久し振りのミクスチャー・バンド。ごった煮に更なる磨きが・・・?!

3月12日(土)vol.167 八勝鬼

鬼怒無月も何度目かの出演となるがこの組み合わせは初である。ヴァイオリンの勝井祐二は鬼怒と共に「まぼろしの世界」レーベルを主宰する。渋さ知らズの結成時からのメンバーでもある。最近のジャンルを越えた八面六臂の活躍は刮目に値する。ヤヒロトモリロは多忙なパーカッション奏者。山下洋輔、向井滋春との変則トリオ「八向山」やワールド・ミュージック・フィールドでの活躍が記憶に新しい。人気の三人が集まった今夜のギグ。新しい発見がありそうな予感がします。

鬼怒無月g+勝井祐二vln+ヤヒロトモヒロper

多彩な顔をもつ鬼怒。今宵の展開はいかがなりましょう。



3月4日(金)vol.166 良きライバル

二人は20年来の音楽仲間である。いや、仲間と言うと一寸御幣がある。お互いがお互いを意識し尊敬し、時にその才能に嫉妬する、良きライバル関係だろう。どちらかがどちらかの後ろ姿を的確に捉え追いつき追い越してきた。そしてこれからも。共に40代の前半、これからのジャズを牽引する抜群のテクニックとセンスを有する。さてこの二人のデュオ。吉とでますかはたまた・・・。多数のご来場をお待ちします。

五十嵐一生tp×吉澤はじめkey

jazzの現在進行形。未来が覗けるかも?!


 

2月26日(土)vol.165 洋輔もリスペクト

2度目の登場のmiya。スケジュールを覗くと結構忙しそうですね。リーダー作が録音されてまだ1年しか経っていないのだからたいしたものです。デュオありトリオ・・・フルート3本のグループなんてのもあるみたいです。美貌ばかりが先行する女流ジャズ奏者の中にあって実力も兼ね備えた彼女。山下洋輔や鈴木良雄がリスペクトするのも頷けます。

MIYA fl3=水谷浩章b,外山明ds

フルートの妖精再登場。強力なリズム隊がサポート。


2月18日(金)vol.164 異質なクール派

何度目かの宮野、中牟礼コンビでの演奏です。どちらかと云うと轟音、爆音、騒音?系の多い当店のライヴの中では異質な、上品なクール派のサウンドが持ち味です。コルトレーン系ばかりでなく、コニッツやポール・ブレイも愛聴する私ですから当然の人選です。特に今回のメンバーはベストです。若手ドラマーの池長さんは、お客様の公文君の強い推薦もありました。私自身楽しみにしています。ところで、中牟礼さんって面白い人みたいですね。渋谷毅のホームページに登場します。

宮野裕司as,中牟礼貞則g,吉野弘志b,池長一美ds

ナイス・ミドル・トリオに注目のドラマー参加。楽しみです。


2月11日(金)vol.163 魂の激突

循環呼吸奏法=息継ぎ無しで延々と吹き続ける奏法。ノン・ブレス奏法とも言う。を共に駆使して楽器の限界に挑むサックス・マスターの二人。その、圧倒的なテクニックに勝るとも劣らない豊な歌心。激しさと優しさの同居した完璧なまでの音楽性。対決です、抱擁です。

林栄一as&竹内直ts

共に技巧派であり速球派の二人。魂の激突です!


2月4(金)vol.162 キングオブジャパニーズコブシテナー

興味深いメンツである。板橋文夫絡みでは必ず登場する巨漢ベース。エルヴィン命と思いきや、白木秀雄〜バーナード・パーディーと広範囲の守備を日誇る若手筆頭株ドラマー。そして、キングオブジャパニーズコブシテナー。全員ジャズ顔のこの3人でどのようなサウンドが・・・!?

片山広明ts3=井野信義b,江藤良人ds

新バンド始動か?いずれにせよ期待大!

当初、石渡明廣を含む4人編成で進めておりましたが、石渡氏のダブルブッキングが判明しましたのでトリオでのギグとさせて頂きます。ご了承くださいませ。


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1月28日(金)vol.161コスモポリタン

ヒヤヒヤもんでした。・・何がって、一応CD発売記念のライヴと銘打っていましたから。発売元のスタジオ・ウイのホームページに告知が一向に掲載されないので延期か?と、疑っていたのです。・・無事1月30日に発売が決定したみたいです。良かった。渡辺隆雄は忌野清志郎のバックで吹いているトランペット奏者である。これが一番解かりやすい紹介の仕方かな。私は、ジャズを起点に世界を廻るコスモポリタンなラッパ吹き。ドン・チェリーの後継者。そんな風に彼の事を捉えている。

渡辺隆雄tp,早川岳晴b,中山努key,北澤篤ds

渡辺隆雄率いるMissing Linkのピックアップメンバーによるレコ発ライブ。


1月21日(金)vol.160 微妙に醍醐味

開店1年目の頃の不動のミニちびから最近は移動のミニちびで ある。不動の二人、不破大輔、片山広明を軸として、囲む人た ちを微妙に変化させている昨今である。そこが面白い、ミニち びと名のってはいるが毎回サウンドが変化する。緊張関係が微 妙に発生する。そこが渋さ知らズ=ミニちびズの醍醐味である 。そしていつの間にか今回は5人編成。

渋さミニちびズ=不破大輔b,片山広明ts,立花秀樹as,倉持整ds, 大塚寛之g

エンターテイメント・ジャズの最高峰。ジャズは爆発だ!


1月15日(土) vol.159 昔気質

2度目の三人です。ジャズにドップリ40年の三人です。サラ リーマン化しこぢんまりとまとまった若手や中堅の多い中、こ の三人は根っからのジャズメンです。後10年もしたらこんな 昔気質の本物のジャズメンっていなくなるんだろうな。

峰厚介ts3=望月英明b,古澤良治郎ds

円熟なんて無縁。男の色気が充満、危険なトリオです。



1月8日(土) vol.158 明確なビジョン

昨年2年ぶりくらいに五十嵐一生のライヴをやつた。それも2 日連続で。2年前のライヴの後、私の生意気なライヴの感想を 彼は快く思ってはいなかったはずだ。だが最近急速に歩み寄り つつある。そして、そこで解かったことがある。彼には具体的 に明確なジャズのビジョンがあると言う事が。菊地雅章の「ス スト」路線を継承できるのは、彼しかいないかもしれない。こ の日の具体的なサウンドはいかなりますでしょうか?

五十嵐一生tp&井野信義b

ジャズの過去と未来を闊歩するイガラシ・ワールド。




 

 

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