2007年最後の週は連続ライヴ
12月28日(金)vol.309
秋の国立パワージャズで長期継続した峰クインテットに幕が下ろされたようです。そんな訳で次の展開が期待される峰さんですが、当店のレギュラーバンドと呼べるのが他では聞けないこのトリオなのだ。お誘い合わせてご来場くださいませ。
峰厚介ts3=安東昇b,古澤良治郎ds
J-Jazz界の至宝二人。間に若手NO.1の豪腕ベース奏者。
12月29日(土)vol.310
ファースト・リーダー作を発売したばかりで意気上がる太田。林栄一バンドの「鶴」も発売されて、そのバンドのピアニストの久保島も多忙。その林をして、バップを吹かせたら俺より上手いかもと言わしめた纐纈(コウケツと読みます)さて、どのような展開になるのか。楽しみ!
太田朱美fl×纐纈雅代as×久保島直樹p
林栄一氏が太鼓判を押す注目の若手女性管楽器奏者と、林バンドのピアニスト。
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12月21日(金)vol.308 あれから15年
15年前の12月9日篠田昌已が死んだ。まだ34歳の若さだった。彼の残した音楽は、シカラムータや渋さ知らズの音楽に残影を聴くことができる。中尾勘二、関島岳郎からなるコンポステラは篠田音楽の集大成だった。篠田のもう一つの顔だったチンドンとしての道は、吉野繁がしっかりとチンドン屋として継承している。
そして篠田が尊敬してやまなかった林栄一。篠田形見のバリトンは林の手の中にある。
林栄一as×チンドン吉野as、チンドン×中尾勘二ss
故、篠田昌已が尊敬してやまなかった林。そしてコンポステラの志を継ぐ人々。
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12月14日(金)vol.307アナログ&デジタル
ティポグラフィカは早過ぎたバンドだった。もし10年遅れてデビューしていれば、人気バンドの仲間入りをしていたであろう。ジャズ界を席巻する菊地成孔。ようやく我々の前に姿を現しつつある今掘恒雄。そして水谷と外山、等。凄いメンバーだった。正直に言えばティポグラフィカのサウンドは私の理解を
はるかに超えていた。常人の感覚では計り知れないものを発散していたからだと思う。それに比較して松風鉱一4の分かりやすさ、素晴らしさはアナログ感とデジタル感の見事な融合にあると思うのだが?如何だろう?
松風鉱一sax4=加藤崇之g,水谷浩章b,外山明ds
マルチリード奏者率いる異能集団!
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12月7日(金)vol.306 七不思議
当店出演がほぼ1年ぶりの梅津氏と、割に出てもらっていると思っていたが、実は今年3度目だった早川氏。週に1度のライヴを追っていくと1年ってホントに早い。もっと彼らの出演回数を増やさなければ。
生活向上委員会からD.U.B.、キキバンドまでの30年にも及ぼうとする二人の熱い絆は、集合、離反を繰り返すジャズ界の七不思議の1つに数えられているほどだ!?というわけで、その息のあったコンビネーションをお楽しみいただきたい。
なお、個人的にですが幻の名バンドDIVAの「西日の当たる部屋」「西恋ヶ窪行進曲」とか聞きたいです。
梅津和時sa×早川岳晴b
いつもの二人と思っていましたが、随分久しぶりなんですね。
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11月30日(金)vol.305
当店の常連と言っても過言ではない宮野、加藤のご両人。そこ
に当店初出場の、のばらさんのピアノが加わる。静とでるか動
とでるか、それとも予想を超えた展開が待っているのだろうか
?全ては、のばらのピアノが握っているような。
宮野裕司as×小太刀のばらp×加藤崇之g
ベースとドラムのいない変則トリオ。興味津々 。
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11月17日(土)vol.304 多面的才能
CDの正規発売は一月に延びましたが朱美は元気です。最近色々なミュージシャンから「彼女は凄い、本物だ、共演して一発で分かった」とかの声を聞きます。当然と思いつつ、そんなに凄いのかとあらためて感心しているしだい。演奏家として、作曲家として大きく光るものをもっています。本人の書いたライナーを読んで文章家としても優れていることを発見。植物や生物研究家としての才能も垣間見えて、恐ろしくなるほどの才女。みんなで応援しよう!
太田朱美fl、Risk Factor=石田衛p,織原良次e-b,橋本学ds
デビューCD完成!朱美の才能に脱帽者多し。
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11月16日(金)vol.303 沖縄のモンクス
遅い夏休みで沖縄に行ってきました。帰ってきて最初のライヴが二連ちゃんなのは少々キツイ。でも季刊Yoshigakiだし、朱美ちゃんだし。楽しませてもらいます。
季刊Yoshigakiも丸一年がすぎ二年目に突入です。毎回珍しいゲストで楽しませてもらっていますが、今回のゲストは本当に珍しくて、失礼ながら私は彼のこと知りませんでした。芳垣氏のコメントによると「もうメチャクチャに才能があって、面白くて興味深い人」とのこと。沖縄のシネマティック・ジャム・ユニット“シネマ・ダブ・モンクス”のリーダー。バルセロナ、パリ、ベルリンで単独ツアーを敢行、大成功を収める。国内ではハナレグミ、クラムボン等のサポートを務める。BBCのDJジャイルス・ピーターソンも唸らせる凄いやつ(ネットでひろったバイオ)だそうですが。如何ですか興味湧いたでしょ!
多数のご来場をお待ちします。
季刊Yoshigaki 07秋.芳垣安洋ds×曽我大穂(fl.harmonica,sound effect etc)
定着したYoshigaki。今回も偉才、曽我氏( Cinema Dub Monks、ハナレグミ)
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11月10日(土)vol.302 男気料理
さて、地球人なるバンド名、誰が名づけたのだろう。津上研太のリーダー・バンドだから当然津上氏だと思うのだが。が、勝手な推測だが古澤良治郎の「ね」との深い因縁を感じるのは私だけだろうか。ね=音=根〜地球人なる発想が生まれたような気がするのだ。
バンドのサウンドを津上氏に訊ねたところ「スタンダードをフリーあるいは男気に演奏するバンド」とのこと。???!!!だが、興味津々であるのは間違いない。
地球人=津上研太as,江口弘史b,古澤良治郎ds
当店初登場。東京人?日本人?アジア人?地球人!
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11月2日(金)vol.301 多彩なサウンド
4月以来の二人のライヴです。前回は大盛況でした、あらためて二人の人気を思い知りました。パーカッションの華やかさと楽しさを徹底的に撒き散らします。こんなデュオ、世界中探しても他に見当たらないのでは?
外山明ds,per×大儀見元per
二度目の二人のデュオ。打楽器だけとは思えぬ多彩なサウンドです
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10月27日(土)vol.300 空駆ける若獅子
記念すべき300回目のライヴに、若手で私が一番注目する
ピ アニストの石田幹雄を呼べたことを少し誇りにしたい。
セシル ・テイラーばりの破壊的スタイルから北欧の張りつめた空気の
ようなシャープなスタイルまで、まるで空駆ける若獅子の様で ある。
またドラムの竹村一哲は17歳とは思えぬ技巧とパンチ 力を誇る。
この若手二人を、林栄一の母のような愛と父のような情熱のア
ルトが激しく包み込む。
翌日28日の国立POWER JAZZ 2007出演を前にしたリハーサル
を前提としたライヴです。 いま石田幹雄から目を離すな!
石田幹雄p、(from札幌)竹村一哲ds、(from札幌)Featuring 林栄一as
次の日28日に開催される国立パワージャズのリハ・ライヴ。
世界初!
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10月19日(金)vol.299 大盛りカツカレーに豚汁とモツ煮
完成しました。ニュー・アルバ「ダスト・オフ」。渋さチビズでありながら、渋さチビズにあらずの片山広明カルテット。片山節満載の、大盛りカツカレーに豚汁とモツ煮の三点セットのような内容。旨い、安い、満腹、の三拍子が揃っています。
そしてこの日はCD発売記念初ライヴ。多数のご来場をお待ちします!
片山広明ts,不破大輔b,立花秀輝as,磯部潤ds
渋さチビズ?いや、片山氏のレコーディング面子によるレコ発ライヴなのだ!
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10月12日(金)vol.298 大志を抱け
この編成でやるのは、今回で3度目か。回を重ねるたびに新たな発見があるバンドである。前回の小澤氏のブラジルに対する熱い胸のうち、感動的でし た。こんなにバランスのとれた4人組ってそんじょそこらにあるもんじゃありません。ほんとに納得させるものがあります。踊る音楽は不得意な私であります が、思わず腰も浮いてくる、しかも重心の低いサウンド。これはブラジル音楽の核心を突いているせいだと思うのですが、如何でしょう。
渡辺頑張れ!みんな頑張れ!
ピカイア・パンデイロ・スペシャル=渡辺tp,小澤per,中西g,宮川ds
ブラジル音楽の核心を突くサウンド!
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10月5日(金)vol.297 怖い、嬉しい、美しい!
三上寛の名作「bang!」を聞いたことありますか?古澤良治郎や山下洋輔の参加したそのアルバムの衝撃度は相当なものでした。その昔、国立に住んでいた三上寛と、またその昔、国立にあった音大に通っていた古澤良治郎が、国立にあるNO TRUNKSで会いまみえる。国立三重奏。怖い、いや、嬉しいじゃありませんか、美しいじゃありませんか。多数のご来場をお待ちしております。
三上寛vo,g×古澤良治郎ds 20余年ぶりにデュオ・アルバムを制作した二人。全国縦断ツアーを敢行!
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9月28日(金)vol.296
アンプ 無理なお願いをしてしまったのだろうか。エリックならアコースティックもOKだろうが、ジェフからエレキを取ってしまっては意味ないよな。そんな気もしています。でも、あくまでエフェクター抜きのギターで、アンプ無しって事ではありません。現にクリスチャン時代からジャズギターにはアンプは不可欠ですから。近藤等則imaやde-gashow時代から注目している私としては、エフェクターなしの泰三氏も是非聞いてみたいのです。早川さん、お手数おかけします。
早川岳晴b×酒井泰三g×沼直也ds
普段ならエレクトリックでしょうが、今回はアコースティック・トリオで!
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9月21日(金)vol.295 静聴成長
無事にセカンド・アルバムの録音も終了したとのこと。今回は恩師に当たる山下洋輔氏も数曲に参加していると聞く。ファースト・アルバム録音から3年余の年月が流れた。Miyaの心の成長、技術の成長、とても楽しみです。発売日前のライヴ、前回に引き続き天田さんのバスフルートが加わります。
MIYAfl3+1=水谷浩章b,外山明ds+天田透bfl
いつものトリオにバスフルートの天田氏が加わります。
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9月14日(金)vol.294
数回Mingaのライヴをやっているが、パーカッションではなくピアノが加わったMingaは初めてである。現在早坂さんが最も信頼するピアニストの新澤氏は、ジャズばかりかJポップや絵本の世界でも活躍する売れっ子。アレンジが得意な頭脳派ピアニストとアグレッシブな早坂の共演は、果たしていかなる展開
を見せてくれるのか。楽しみです。
早坂紗知as3=新澤健一郎p,永田利樹b
今回はピアノの加わったMinga。
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9月7日(金)vol.293 噂?
渋さ知らズ、只今欧州ツアー中です。なのにメインソリストの小森さんは何故日本にいるのでしょうか?当店のこのライヴがあったので、欧州行きを断念したとの噂もあるとか、無いとか。それほど、彼女も松風さんも他の二人も、このバンドを楽しんでいるように見えるのです。是非遊びに来てください。
松風鉱一sax4=小森慶子sax,吉野弘志b,藤井信雄ds
当店のレギュラーバンドになりました。カッコいいです!
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8月31日(金)vol291 隔世 覚醒
開店して5年9ヵ月になる。291回目のライヴにしてやっと大友氏の登場だ。それ以前の私の長いジャズ体験の中で大友氏との接点が全然無かったのも不思議だ。大友氏と同い年の芳垣氏とは10年以上前からの付き合いなのに。
世界を舞台に活躍する二人。団塊の世代の私からするとまさに隔世の感である。
なお当日は先着順に40名様までのご入場とさせていただきます。
また本日に限り7時開場となります。ご了承くださいませ。
季刊Yoshigaki 07夏.芳垣安洋ds×大友良英g
季節ごとにお送りする芳垣meetsシリーズの4回目。
9月1日(土)vol.292
やってまいりました、当店のみのスペシャルプロジェクトの一つです。
先日富樫雅彦さんが亡くなられましたね、残念です。追悼すべく彼のアルバムを連続でかけました。「いわな」「パラジューム」「ウィ・ナウ・クリエイト」そして「銀巴里セッション」。富樫、凄し!と同時に、63年録音の銀巴里の中の3曲目、中牟礼さんと日野皓正の共演した「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」にやられました。若い中牟礼さんもいいですが、現在の中牟礼も前進意欲を失わない凄い人です。
なお、池長さんが肺を弱らせています。当日の喫煙場所はカウンターのみとさせていただきます。テーブル席は禁煙となります。ご了承くださいませ。
宮野裕司as4=中牟礼貞則g,吉野弘志b,池長一美ds
青い炎!静謐のカルテット!
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8月25日(土)vol.290 トリスターノ理論
当初、ピアノの都築 猛を加えたカルテット編成でご案内しておりましたが、都築さんが指の怪我のため演奏できなくなりました。代わりまして平井バンドの同僚でもありますドラムの竹下宗男を加えたカルテットに変更させていただきます。ご了承くださいませ。
本来は5人編成のところを店の広さを考慮して4人にしてもらったのだが、結局一人欠け一人増えて4人に戻ったわけだ。
平井さんはレニー・トリスターノの研究家だそうだ。廃刊?になったjazz today誌のコラムでギター以外の才能も披露していて、感心していた。私も初体験のライヴだが、ビリー・バウアー・ライクな演奏なのだろうか。楽しみにしている。
平井庸一g4=増田ひろみas,海道雄高b,竹下宗男ds
遂に当店初登場。
巷で話題の、クール理論を展開する集団です!
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8月17日(金)vol.289
先週の加藤崇之、今週の中牟礼貞則、来週の平井庸一、再来週
の大友良英、そして9月1日、再びの中牟礼貞則まで怒涛のギター攻勢。誰もが個性的で味わい深い方ばかりで私自身楽しみにしている。
そして、今週はベース、ギター、フルートの変則トリオ。親父と息子と孫のような三世代が奏でる濃密でさわやかなサウンドをお楽しみください。
水谷浩章b3=中牟礼貞則g,太田朱美fl
品格と力強さを兼ね備えたトリオです。
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8月10日(金)vol.288
3月以来の松風カルテット。と言っても当店には彼のカルテットは
2バンドあるわけで、こちらは男だけの疾風怒濤カルテット。
年間4回くらいはライヴをやりたいのだが、全員多忙なメンバーで
そうは問屋が卸してくれない。で、次回は何時のことやらわからない。
見れる時に見ることを強くお勧めする。
松風鉱一sax4=加藤崇之g,水谷浩章b,外山明ds
マルチリード奏者率いる異能集団!
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8月3日(金)vol.287 mal
ドラムは野村さんではありませんが久保島トリオ、アケタの店デビューです。彼もこれでリッパな中央線ジャズの仲間入りです、喜ぶべきか悲しむべきかはさておいてですが。
さて、「マル」と題された曲を書いているほど彼はマル・ウオルドロンの
ファンでもあります。この際オリジナルとマルの曲を中心にやってはどうかとリクエストしているのだが、さてどうなりますでしょうか。
久保島直樹p3=伊藤啓太b,野村綾乃ds
久保島のニュートリオ発進。
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7月27日(金)vol.286
バップ!? 復活した大野えりのピアニストとして彼女をサポートする大口氏。歌心には定評があります。
札幌シティ・ジャズ出演お疲れ様。同じく林栄一もビッグバンドを率いて同祭に出演。いや、
見たかったな!
このバンドのサウンドは未聴ながらバップ色の強いバンドではないかと思っているのだが、
さてどうなのでしょう。
大口純一郎p4=林栄一as,是安則克b,楠本卓司ds
峰厚介クインテット等で活躍するベテランピアニスト当店初登
場。
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7月21日(土)vol.285
2度目の3巨頭である。アケタの店を根城に中央線ジャズ道に邁進する彼らだが意外に3人が揃うことは殆んどない。当店だけのスペシャルかもしれない。ジャズに癒してもらおうなんて戯言ではなく、喜怒哀楽をジャズで体験したい方のみの特別なライヴです。
アケタのお嬢さんが数曲に参加する模様。
明田川荘之p×片山広明ts×古澤良治郎ds+明田川歩vo
中央線ジャズ3巨頭の激突!
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7月13日(金)vol.284 前のめり努力
40年前の7月17日、巨大な一つの星が燃え尽きました。星の名は「ジョン・コルトレーン」。その星の業績は語り継がれ、生前以上に輝きを増しています。決して彼を誇大に美化するつもりはありません。彼は死ぬまで前を見続けた努力の人だったと思います。私はそんな朴訥なトレーンが大好きなのです。
古澤良治郎、彼も前を見続ける努力の人だと思います。そしてジャズの未来に欠かせない硬派な若手二人。
命日には少し早いですが、この夜はコルトレーンに因んだ曲もやってもらおうと思っています。
古澤良治郎ds3=佐藤帆ts,安東昇b
御大を突き動かす若き精鋭二人!
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7月7日(土)vol.283 3セヴン!
大変お待たせしました。片山広明の参加したチビズ(参加していないチビ〜ズは2月にやりました)の演奏は当店では今年初めてです。意外ですよね。このメンバーで、いやドラムは違ったかもだがレコーディングも終了しているとのことで、秋には発売される模様です。今回はレコーディングされた曲も披露してくれるかも。
ところで当日は07年07月07日。オー!スリーセヴンだ!
渋さチビズ=不破大輔b,片山広明ts,立花秀輝as,岡村太ds
エンターテイメント・ジャズの最高峰!
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6月29日(金)vol.282 美は乱調にあり
当店レギュラーバンドの一角を担う松風鉱一カルテット。リズムセクションの二人には申し訳ないがデュオである。
正統と異端、善と悪、破壊と再生・・・多くの顔をもつ二人の四つ相撲。と言いたいところだがそうは問屋が卸すまい、こちらとしては調和ではなくハチャメチャなデュオを期待したいところ。
お願いしますよ。
加藤崇之g×松風鉱一sax
この二人、デュオは初めてとのことです。
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6月22日(金)vol.281 渋若
峰トリオとしてはほぼ1年ぶり、なんとグズラが参加した峰トリオとしては15ヶ月ぶりの当店出演。いかに3人のスケジュール調整が困難かお解りいただけますか?
前回のこのトリオには少なからず驚かされました。まるでヴィレッジ・ヴァンガードのロリンズ・トリオを彷彿させるではありませんか。確かに容貌は30年前より衰えています(現在の方が渋くて良いと言う意見も多々)しかし包容力、燃焼力、演奏力は増していると思われます。
ハートが若いのです!多数のご来場をお待ちしております。
峰厚介ts3=望月英明b,古澤良治郎ds
少し久しぶり。日本ジャズ界の至宝三人!
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6月15日(金)vol.280 得たもの、捨ててきたもの
2004年の8月21日以来の土濃塚である。
2005年5月に渡米、1年半の武者修行を経て帰国。2007年の幕開けとともに日本での活動を再開。こんな訳です。
アメリカで得たもの、捨ててきたもの・・・。成長した土濃塚を体験しましょう。
土濃塚隆一郎flh×板垣光弘p
本当に久しぶり、アメリカから帰国の土濃塚です。
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6月8日(金)vol.279 ブラジル・ミクスチュア
まさに当店が標榜するジャズ&ビヨンド・カテゴリー・ミュージックに相応しいバンドの昨年の10月に続く2度目の登場。
ブラジルというとボサノバばかりが取り沙汰される我が国だが、彼らは特権階級の音楽ではない一般大衆のブラジル音楽と、ジャズやファンクやロック、あらゆる雑多のものを食いつくす、東京発ブラジル・ミクスチュア音楽を目指すバンドなのだ。
パンデイロをはじめとするパーカッションの血沸き肉踊るリズム。胸に突き刺さる哀愁と野性のメロディー。
来られたし!
ピカイア・パンデイロ・スペシャル
= 渡辺隆雄tp 中西文彦g 小澤敏也perc 宮川剛perc
ブラジル音楽の核心を突くサウンド!
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6月2日(土)vol.278 2年ぶりの邂逅
前回当店での二人のデュオは2005年の6月3日と手元の記録にある。その後どこかでデュオが行われたとは聞いていないので久しぶりの邂逅となるわけだ。
2年の時が流れ、益々引っ張りだこの二人。
この貴重なライヴを見逃す手はない!
竹内直ts×外山明ds
二人のデュオ、当店では準レギュラー化します。せめて年に一度は
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5月26日(土)vol.277 泰然自若
いよいよ渋谷さん当店初登場です。搬入の関係で小さなピアノしか設置できませんでしたが、それでも出演を快く承諾してくれました。
「なんでもないCDができたんじゃないかと思い、けっこう気に入っています」とは1月に送っていただいた月の鳥のサンプルに添付されていた渋谷さんのコメント。泰然自若とした渋谷さんらしい。
音楽もそう!
渋谷毅p×石渡明廣g
二人のDUO作品「月の鳥」も好評。湖面に映る満月の如きできばえです。
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5月19日(土)vol.276 匙加減
最近は黒田京子か新澤健一郎との演奏が多い早坂、永田のご夫婦。今回は昔の仲間の久保島氏との共演をお願いした。たぶん演奏曲目等、久保島氏主導で展開されると思われる。
加齢に伴うお互いの心情風景の変化や匙加減のあんばいを楽しみたい。
早坂紗知as×久保島直樹pX永田利樹b
久しぶりの一期一会。
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5月18日(金)vol.275 初デュオ!?
関西発、最強のフリー・ジャズ・ロック・トリオにして高速インプロヴィゼイション・トライアングル「アルタード・スティツ」の二人。
私とは15年くらいの付き合いになるがデュオでやるのはこれが初めてだと思う。ギターのない分よりフリー色が増すような気がしている。
ちょっと見逃せないライヴ!
季刊Yoshigaki 07春.芳垣安洋ds×ナスノミツルeb
季節ごとにお送りする芳垣meetsシリーズの3回目。
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5月11日(金)vol.274 華麗なる融合
前回この寡黙な紳士トリオは、一人の奔放な女性サックス奏者によって変貌を余儀なくされた。「これはもうレギュラー化するしかない」それが私の結論だ。
元生活向上委員会西荻支部長と元坂田明リズム隊、現渋さ知らズ切り込み隊師団長の華麗なる融合。これはもう観るきゃない!
松風鉱一sax4=吉野弘志b,藤井信雄ds+小森慶子sax
マルチリード奏者meetsオリジナル坂田リズムセクションに松風の愛弟子参戦。
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5月4日(金)vol.273 脱帽者
超売れっ子フルーティストの朱美ちゃん。多くのベテラン演奏家が彼女を共演者に指名します。華麗で確固としたテクニックがベテランのハートを鷲づかみにするのでしょうか。そして、ついに自己のバンドのレコーディングが決定しました。このメンバーでの制作、プロデュースは水谷さん。イーストワークスから秋頃までには発売されるでしょう。楽しみです。
太田朱美flRisk Factor=石田衛p,織原良次e-b,橋本学ds
只今デビューCD制作中の若手バンド。朱美の才能に脱帽者多し。
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4月27日(金)vol.272 頭ン中
コンサート企画、異種格闘セッション、サックス講師・・・意欲的に活動を展開する屈指の若手(と思っていたら40過ぎてたんだ、)即興演奏家、松本健一率いるSXQが初の登場です。メンバーはと言うと、渋さ知らズのフロント立花氏や板橋オーケストラの吉田氏、元Phatの藤原氏など多彩。フランスのアーバン・サックス縮小版を想像しているのだが違うかな?
初アルバム「頭ン中」も発売されたばかり。音楽に意外性や即興性を求める人に来て聞いてもらいたい。
SXQ sax quintet=松本健一ss,立花秀輝as,藤原大輔ts,吉田隆一bs木村昌哉ss&ts J-Jazzの未来を担う若手サックス集団。
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4月20日(金)vol.271 わかってらっしゃる!
1年ぶり、いや2年ぶりかな。忘れるくらい久しぶりのSO-KANAです。
最近当店のファンになってくれた若夫婦がいます。旦那が相当なジャズオタクで、ちょっと前に中古ではありますが「SO-KANA」を買ったそうです。そしてすっかり片山広明の豪快なサックスの魅力にハマッタそうな。彼曰く「SO-KANAって名盤ですネ、何回聞いても飽きません」。
わかってらっしゃる!
この貴重なライヴを見逃す手はない。
片山広明ts SO-KANA=加藤崇之g,望月英明b,古澤良治郎ds
片山の口癖「そーかな」がバンド名。中央線ジャズ・オールスターズ!
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4月13日(金)vol.270
バンドカラー お待たせしました。当店では珍しいタイプ(決して私がクール派を嫌いな訳ではありませんトリスターノもコニッツもマーシュも大好きです)、色に例えるなら紺碧の青のサウンドをもつバンド3ヶ月ぶりの登場です。このメンバーが揃うのは当店だけです。そろそろレコーディングしてもいいくらいにバンドカラーを確立しました。是非確かめに来てください!
宮野裕司as4=中牟礼貞則g,吉野弘志b,池長一美ds
青い炎!静謐のカルテット!
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4月7日(土)vol.269
打楽器DUO
長い間新宿ピットインの日曜昼の部に登場するのみだったこのデュオが、遂にピットインを飛び出して当店に出演する。共に引っ張りだこの打楽器奏者であり日本の音楽シーンを牽引する二人。
必見のライヴでしょう!
外山明ds,per×大儀見元per
この二人のデュオが当店でやっと実現しました。
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3月30日(金)vol.268
ChomoCy ChomoCy=チョモサイ?と名乗るウッドベース2本から成る変則カルテットを始動させた早川氏。氏の考えるアコースティックジャズ路線のようです。
しかし今回はトリオChomoCy。盟友とも呼べるトランペットの渡辺隆雄がフロント。ドラムの力武誠は故日野元彦最後の愛弟子にして当店初登場。
早川岳晴b3=渡辺隆雄tp,力武誠ds
世界初登場の早川トリオ。
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3月24日(土)vol.267 塩梅
お客様情報だが、Miyaの都内でのライヴはいつも超満員だそう
だ。当店でのライヴは都下の国立ってこともあるせいかいつも
丁度いい塩梅。すっかり当店レギュラーバンドの一角として定
着したトリオだが、今回はゲストに天田(てんだ)さんのバス
フルートが加わる。Miyaも大ファンの天田氏がトリオをどう変
化させるのか。楽しみです。 MIYAfl3+1=水谷浩章b,外山明ds+天田透bfl
いつものトリオにバスフルートの天田氏が加わります。
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3月9日(金)vol.265 ロック魂
当店レギュラーバンドの一角です。前にも書いたが、若かりしキース・ジャレットやセシル・マクビーやジャック・デジョネットを擁したチャールス・ロイド・カルテットを思い起こすのは私だけでしょうか。あのバンドが凄かったように、このバンドも凄いのです。間違いなくジャズでありながら、ロック魂も宿している。
松風鉱一sax4=加藤崇之g,水谷浩章b,外山明ds
マルチリード奏者率いる異能集団!
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2月24日(土)vol.263 百花繚乱
前回がいつだったのか思い出せないほど間隔があいてしまったが、決して忘れていたわけではありません。
たった二人のユニットながらスリル、スピード、喜怒哀楽、起承転結、ファンキー、ブルージー、抱腹絶倒・・・。絶対おススメします。
江藤良人ds×岡淳ts
久々のパンチパーマ・デュオ。百花繚乱のステージを貴方に!
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2月16日(金)vol.262 弾丸渋さ
片山広明抜きのチビ〜ズは確か2度目。前回の開始前は、タマオシリ師匠を欠いた渋さってダイジョウブ?と心配したのですが、開始早々に払拭してくれました。
それもそのはず立花、小森の二人は今や渋さには無くてはならないフロントマン&ウーマンに成長していますから。タマオシリ版が爆撃機重量渋さなら、こちらは戦闘機弾丸渋さでしょうか。
渋さチビ〜ズ=不破大輔b,立花秀輝as,小森慶子ss,岡村太ds
エンターテイメント・ジャズの最高峰!
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2月9日(金)vol.261 同僚の語らい
前回のDUO相手井上淑彦氏がほとんど未知との遭遇であったのに対し、今回のDUO相手青木タイセイ氏はデート・コース・ペンタゴン・ロイアル・ガーデン=DCPRGの同僚であり、芳垣が主宰するヴィンセント・アトミックスのメンバーでもある。
全てを知り尽くした盟友ともよべる多数の楽器を操る二人のDUO。バンドでは体感できなかった濃密な語らいを期待しましょう。
季刊Yoshigaki 07冬.芳垣安洋ds×青木タイセイtb
季節ごとにお送りする芳垣meetsシリーズの2回目。
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2月3日(土)vol.260 Quartet
水谷トリオとフォノライト・トリオが合体してフォノライト・カルテットになりました。この編成でやるのはおそらく当店が初ではないでしょうか。70代の味わい深いギター奏者、20代の成長著しいフルート奏者。そして日本を代表するリズムセクション。胸が躍ります。
ところで皆さんは、浜田真理子の新作「夜も昼も」を聴きましたか?この中に収録されている「今日」と云う曲、是非聞いてみてください。浜田本人のピアノと水谷浩章のベース、そして中牟礼貞則のギターの3人編成で奏でられる。その凛とした素晴らしさよ。特に中牟礼さんの知的で燃えるようなギター演奏に目蓋が熱くなりました。
なお、当日の模様はjjazz.netが収録し、後日ネット配信されるとのことです。
Phonolite4=水谷浩章b,中牟礼貞則g,太田朱美fl,外山明ds
いつものトリオ+外山。キラメキの予感。
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1月26日(金)vol.259
8月以来の鬼怒氏。今回のお相手は当店初登場の岡部氏。岡部氏はROVOやザ・スリルにも在籍する人気のパーカッション奏者。
果たして今回はアコースティックと出るかエレクトリックと出るか?蓋を開けてのお楽しみ!
鬼怒無月g×岡部洋一per
弾けるメロディーと流麗なリズムの饗宴!
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1月19日(金)vol.258 チョイ悪
恒例の正月アジア旅行を終え、松風鉱一がゆっくりと始動。自己のリーダーバンドとしては今回が初仕事だと思われる。
いつもの吉野、藤井の両氏に加え、松風がジャズを伝授したと伝えられる渋さ知らズのフロントウーマン小森が参加。
いつものクールで渋いトリオがチョイ悪バンドに変身する!?
松風鉱一sax3=吉野弘志b,藤井信雄ds+小森慶子sax
マルチリード奏者meets坂田リズムセクション+松風の愛弟子が参戦
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1月12日(金)vol.257 青い炎
今年最初のライヴ。お正月の余韻を残しつつ端正なジャズでスタートです。などと冗談のように書いていますがマジです。現在これほどクールでありながら炎を感じさせるグループは稀だと思います。まさに青い炎と例えましょう。
宮野裕司as4=中牟礼貞則g,吉野弘志b,池長一美ds
当店レギュラー・カルテットの一角。和弓のしなり!
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