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12月30日(金)vol.697 今年最後のライヴ

2011年。厳しい年でした、苦しい年でした、哀しい年でした。でもいよいよ終わりです。来年、少しは良くなってくれることを期待します。
結成から20年近くたつのにマルハウスは相変わらず元気だ。そして相変わらず新鮮だ。それは、些細なことに気を使わず、おのれの信念に忠実だったからだと思う。

コツコツと1から積み上げる年になりそうです。来年は。皆様の良い年でありますように。

マルハウス=石渡明廣g,林栄一as,上村勝正b,外山明ds
80年代を継承するバンド。ヤバイほどに刺激的!


■クリスマスイブのご案内
12月24日(土)7時〜 

ことしのクリスマスイブは3連休の中日。盛り上がったイブが過ごせそうですね。ただし、資金と恋人が必要ですが。

NO TRUNKSでは毎年イブには手作りのお菓子を無料でお出ししています。今年もそうしようと思っています。ただ、音楽は例年のクリスマスソング一辺倒ではなく洋楽に絞ったノンジャンルで行こうと思います。

厳しかった、哀しかった2011年。楽しい時間を共有して来年に期待する、そんなイブにしたいものです。題して「クリスマスをバネに・・・」(仮)ジャズ、ロック、ソウル、レゲエ、ブラジル・・・ジャンルを超えた選曲でイブの夜を楽しみましょう。ただし邦楽は今回遠慮してください。理由はただのオヤジ呑み会になるのを防ぐためです。

ご自身が聞きたい洋楽アルバムを数点お持ちください。

一人で参加しても楽しいイブが過ごせる。そんな盛り上がった夜にしたいと思っています。


12月23日(金)vol.696 夢

このバンドが世界に羽ばたく夢を見た。決して出しゃばった大きな音で語らないが、音のニュアンスがとても繊細で広くて大きくて。橋爪、市野の若手〜中堅。池長、宮野の中堅〜ベテラン。中々こんな素敵なバンド世界を見あわしても無いんじゃないかな。

一部メンバー表示が間違っておりました。申しわけありません。

橋爪亮督4=宮野裕司as,市野元彦g,池長一美ds
当店限定バンド。岡山の高校での先輩と後輩。共に個性派です。


12月16日(金)vol.694  愛すべき・・・

 小説家、翻訳家、評論家・・・多くの顔をもつ五郎さんですが、やはりシンガー・ソングライターの顔がメインでしょう。当店でのライヴも定着してきました。今回はラストショウのメンバーでもある、律さんとのDUOになります。お二人とも1949年生まれの62歳。若々しいです。愛すべき飲兵衛達です。 

中川五郎vo,g&村上律vo,ban
前回は飛び入りの律さんでしたが、今回は正式に律さんと。 

 12月17日(土)vol.695 斬新さゆえ

 Quiと言う名のプログレ・バンドの二人をバックに、三角さんの朗読するユニークな詩の世界。ジャズにとって一番大切な要素は即興だと思う。そんな当たり前なことを改めて知らしめてくれる。それはみづ紀さんの斬新さゆえです。 

三角みづ紀vo3=林隆史g、吉田一夫fl
詩人の三角さん。今回はトリオです。


12月9日(金)vol.691 ほくそ笑む

 先日、結婚披露宴がPIT INNで盛大に行われた朱美ちゃん。いろんなところに写真がアップされていて幸せそうです。2009年の4月10日(金)vol.401が初登場だったこのバンド、来春には丸3年の活動期間になる。時の流れる速さに驚きつつ、メンバーそれぞれの技量向上にほくそ笑んでおります。 

太田朱美fl4=石田幹雄p,安東昇b,力武誠ds
当店が大プッシュする期待のカルテットです!

12月10日(土)vol.692  素面 

前作「愛しあうことだけはやめられない」が寡黙な山口なら、今作「回路」は酒が回ってきた山口である。共に山口で、どちらが好き嫌いかは微妙であり、素面で聞くか呑んで聞くかによっても違うと思う。数曲に参加する加藤崇之のトビ具合がまたいいのだ。 

山口コーイチp3=不破大輔b,つのだ健ds
2ndアルバム「回路」もいいですよ!

12月12日(月)vol.693 ニッコリ

 変則ですが月曜ライヴ。 国立在住のピアニカ前田氏。当店でもやろうやろうと言っていたのがやっと実現しました。ただし沖縄から上京する宮田氏との日程調整から月曜日となりました。さわやかでふくよかな音楽にニッコリしましょう。

 ピアニカ前田pia&宮田まことg
ボッサピアニキータの二人。沖縄に移住した宮田さんを迎えて!


12月2日(金)vol.689 宿る!

当店限定バンドの一角を占める松風&小森バンド。4ビートを底辺に敷きつめて時折フリーの牙をむく。70年代から変わることのない己のジャズに対する信念が宿るバンド!

松風鉱一sax&小森慶子sax5=清水くるみp,吉野弘志b,藤井信雄ds
師弟コンビ双頭バンド。  

12月3日(土)vol.690 高楊枝

 静かに燃える。激しく燃える。武士は食わねど高楊枝。この三人の若者を見ていると気持ちがいい。ハッキリとしたジャズの未来を感じる。 

田中徳崇ds3=森田修史ts、石田幹雄p
当店にて、遂に田中徳崇リーダーバンド始動!


11月27日(日)6時〜■シリーズ「極める!」参加費500円

■ジョー・ヘンリー&クレイグ・ストリートのプロデュース作品を極める!

今年も、ジョー・ヘンリーは自身の新作「レヴァリー」に続きミシェル・ンデゲオチェロの新作を。クレイグ・ストリートはマデリン・ペルーに続きアリッサ・グラハムの新作をプロデュース。と、共に人気プロデューサーとして引く手あまたの二人。似ているようで似ていないのか、二人のプロデュース作品にスポットライトを当ててそれぞれの個性を比較検証します。

DJはミュージックマガジン誌等でお馴染の音楽評論家、渡辺亨さん。


11月25日(金)vol.688  威力増強

人生50年と言われた時代は遥か昔のこと。今や人生80年、90年の時代。50代なんてまだまだこれからですよ。とは言うものの、こと創造力に関する限り30代40代の斬新でエネルギッシュな感性には敵わないのが現状だ。しかし、例外は存在する。松風鉱一もその一人。20代の目の覚める傑作群をよそ目に、名バイプレイヤーとしての渋い活動期が長く続く。そして再び彼の創造力が目を覚ました。このバンドは絶対聴くべきだ。私が絶対保証する。21世紀が生んだ驚きのバンドである。

(2003年8月、2度目の出演時に際してのコメントを再録しました)そこから8年、バンドの威力は増すばかりである。

松風鉱一sax4=加藤崇之g,水谷浩章b,外山明ds
マルチリード奏者率いる異能集団!


11月19日(土)7時〜■シリーズ「極める!」参加費500円

■スリー・ブラインド・マイス(TBM)を極める!

DJは藤井武(TBMプロデューサー)

第一回:「竹村ノブカズが選ぶTBMコレクション」 http://www.tvz.com/TBM/shop/sibuya.htm
現代を代表するクリエイターの一人、竹村ノブカズが長年自宅で愛聴してきたユニークなTBMの作品集の中から選曲しておかけします!竹村氏の出演はありません。お間違えなきように。

アメリカにはアルフレッド・ライオン(ブルーノート)が、ドイツにはマンフレッド・アイヒャー(ECM)が、日本には藤井武(TBM)がいる。
独特の審美眼をもち、風土に根差した良質のジャズを制作したスリー・ブラインド・マイス。オーナー兼プロデューサーだった藤井武氏をお招きしてTBMの核心に迫りたいと思います。


11月18日(金)vol.687 定着!

ビ・バップがテーマだった前回に続いてのDUOです。キース・ジャレットの隠れ名曲ありオリジナルありと、変化に富んだ選曲は二人のセンスの良さがうかがえます。このDUO、当店で定着すると思います。

増田ひろみas&松本茜p
二人ともビ・バップが大好きなようです。渋い選曲になるでしょう。


国立POWER JAZZ 2011のお知らせ

11月13日(日) 14時半開場 15時開演
場所  一橋大学 兼松講堂
チケット 一般前売り 3500円 (当日 4000円)  ローソンチケット他
当店でも販売しています。

出演
寅カルテット
 林栄一as、 スガダイローp、 安東昇b、 外山明ds
三宅伸治deluxe BAND
 三宅伸治vo,g,高橋"Jr"知治b, 大島賢治ds, 厚見玲衣key, 梅津和時as, 片山広明ts 
山下洋輔specialトリオ
 山下洋輔p、 竹内直sax、 江藤良人ds

詳細はパワージャズ公式ページ

11月13日(日)3時〜

国立Power Jazz 2011 皆で観に行こう! 店は休みます。

昨晩のこと(11月10日)、突然power jazzの主催者であるmusiaの学生が3人、暗い顔をして店に現れた。
「申しわけないのですが、お願いしていた模擬店での販売が不可能になりました」
「え???????????」。5年続いているpower jazzの企画書を初めて本気で読んだ教授が、学外の者が校内で出店するのはまかりならぬと言うらしい。2年出店出来たのは企画書を読んでいなかったか無視していたか。
呆れると同時に無性に腹が立った。ひいていた風邪が、快方に向かうのが実感できるほどテンションが高揚した。
Power jazzは私が企画しメンバーを選定し音響や照明やチラシ配布先や諸々・・・全て、0から私が学生たちに手ほどきしたものだ。
musiaとは国立の街を音楽や文化で活性化する組織だった。学生の熱意に動かされた私が無償で手伝うことでスタートした。学校側も少しはこの活動を理解しているのかと思ったが、そうではなかったらしい。

そんな訳なので出店は無くなりました。申しわけありません。


11月11日(金)vol.636 生きていてよかった

すっかり定着しました、二人のライヴ。お茶目で涙もろくてパワフルで凛としている長見さん。ギターも超個性的で惚れ惚れします。リズムと色づけで抜群の相性を見せつける早川氏。「いいな、この二人」聞くたびに思います。マダムは、呑んで、歌って、笑って、元気いっぱい。「生きていてよかった」とポツリ。私も元気になります。

長見マダムギター順vo&g&p×早川岳晴b
マダムは福島で奮闘しています。


■独壇場プラス!=9時〜1ステージのみ=mc1000円+飲食をお願いします。

11月7日(月)独壇場+2011vol.11

太田朱美fl+浅川太平p
超絶技巧の二人。


11月4日(金)vol.634 この日に限り開演7時15分、2部開演8時半です。 

現在奄美観光大使のハシケンさん。春に初めて観て感動しました。今度は正式に梅津さんとのDUOをやりたいと思いました。
私の不注意から開催が危ぶまれたのですが、なんとかセーフです。
皆さん、東京でのハシケンさん今年最後のライヴになるかもしれません。是非ライヴを堪能してください。 

梅津和時sax&ハシケンvo,g,p
春に遊びに来てくれたハシケンさん。梅津さんとのコンビ最高です!

11月5日(土)vol.635 是安氏に捧ぐ!

是安さん。本当に惜しい人を亡くしました。市野元彦さん、かみむら泰一さん、栗田妙子さん・・・多くの若手の信望を得ていたベース奏者でした。四半世紀の付き合いでしたがここ数年の神憑り具合は特筆ものでした。彼を失ったTime Flowsは何処へ行くのでしょうか。見守りたいと思います。

Time Flows Trio +1=市野元彦g,是安則克b, 外山明ds+津上研太as
リード奏者を替えて新たなサウンドに挑みます! 是安さんの後任は?


■追悼レコード・コンサート

11月3日(木祭)7時〜「コンプリート・1961・ヴィレッジ・ヴァンガード・レコーディング」を聴く!

ジョン・コルトレーンの名作「ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」が録音されたのは、いまから丁度50年前の11月1日〜5日のことでした。

若い人たちにとってヴィレッジ・ヴァンガードとはお洒落な雑貨屋の店名だろうが、ジャズファンにとってはニューヨークにある憧れの老舗ジャズクラブの名だ。ビル・エヴァンス、ソニー・ロリンズ・・・数えきれないほどの名作がここから生まれている。

11月3日(木)。この日をコルトレーンとヴィレッジ・ヴァンガードへ捧げたいと思います。4枚組ボックス・セット「コンプリート・1961・ヴィレッジ・ヴァンガード・レコーディング」を全曲おかけします。

チャージ等はかかりません。普段と同じように飲食をお楽しみください。


■「私の新譜を試聴する会」

6年間続いた「新譜を試聴する会」は2011年6月25日で終了しました。支えてくれた皆さん有難うございます。
今後は、皆さんの持ちよりによるジャンルを超越した集まりにしたいと思っています。


10月29日(土)7時〜

「私の新譜を試聴する会」 2011-1

ジャンルを問わず自分の推薦する新譜、再発、初音盤化の作品を聴きます。今年発売された、自分の聴かせたい音源をお持ちください。


10月28日(金)vol.633 若々しさ

宮野裕司4、3ギターズ、竹内直バスクラ3、そしてこのトリオと中牟礼貞則さんをフィーチャーしたバンドはどれもが素晴らしい。70歳をとうに越した中牟礼さん(渡辺貞夫や白木秀雄と同じ1933年生まれ)の若々しさに驚く。

水谷浩章b Phonolite3=中牟礼貞則g,外山明ds
実は久しぶりのトリオなのです。


10月21日(金)vol.631 ムサ男+

中央線ジャズの若い芽が育っている。林栄一ガトス・ミーティングやスガダイロー・トリオで活躍するムサイ男(中央線系は顔やファッションで売っていない、これは褒め言葉だ)二人に紅一点の栗田さんで構成されるオンセン・トリオもその一つだ。今年発売された新作「法」は、ピアノ・トリオの新たな地平を切り開く傑作と言っても過言ではない。

Oncenth(温泉?) Trio=岩見継吾b,栗田妙子p,池澤龍作ds
2ndアルバムが好評の新感覚トリオ初登場!

10月22日(土)vol.632 青い炎 

当店でしかライヴをやらないバンドです。クールサウンドを追及するその音楽性は、世界的に見ても貴重なものです。なお池長さんの肺が弱っていますので全面禁煙とさせていただきます。御理解くださいませ。

宮野裕司as4=中牟礼貞則g,吉野弘志b,池長一美ds
青い炎!静謐のカルテット!


■独壇場プラス!=9時〜1ステージのみ=mc1000円+飲食をお願いします。

10月17日(月)独壇場+2011vol.10

石田幹雄p+安東昇b
相性抜群の安東君と。


10月14日(金)vol.626 世界を股に

日本人でありながら海外での生活が長く、まさに世界を股にかける若手ドラマーの注目株、大村亘。遅くなりましたが初リーダー作“Introspect”発売記念ライヴです。彼はドラマーとしてばかりでなく魅力的な作曲家でもあります。

大村亘ds3=石田衛p,安田幸司b
初リーダー作発売記念。

10月15日(土)vol.630 豪華

前回は私が色々注文をつけてしまいました。さぞかし、やり辛かったと思います。しかし演奏は粋で清々しいものでした。今回は有明さんにお任せします。リーダー級の野本さんと吉野さんをバックに従えるこの編成、豪華です。

有明のぶこvib3=野本晴美p、吉野弘志b
前回好評のヴァイブ・トリオ!


10月7日(金)vol.624 合体

今から四半世紀前に制作された2枚のアルバム「ソルト」と「ドライ・シェリー」。早川岳晴のデビュー作と片山広明のセカンド。そのメンバーたちが久しぶりに集合する。名付けて「ドライ・ソルト」。

ドライ・ソルト=片山広明ts、石渡明廣g、早川岳晴b、つのだ健ds
東京new jazz fes.プロデュースの2バンドが合体、トランスフォーマー化。

10月8日(土)vol.625 好奇心 

Miyaの貪欲なまでの好奇心には驚く。海外遠征で知り合った様々なスタイルのミュージシャンとのコラボレーション。因みに麻紀さんは、林栄一の弟子だったと聞いた覚えがある。

Miya meets Ky(キー)=Miya fl+仲野麻紀as,cl&Yann Pittard g
Miyaがフランスで出会った二人組ユニットky


9月30日(金)vol.622  今回はオリジナルで!

是安さんの葬儀でお見かけしたくるみさんと工藤さん。多くの友人や同僚ミュージシャンに見送られた是安さん。「氷なしのウーロン茶ください」。いつもの是安さんのセリフがもう聞けないと思うと悲しい。マズルのベース奏者が二人共いなくなった。是安さんもあの世へ行ったら好きだった酒がまた飲めるだろう。バタさんと酒酌み交わしてください。皆さんお身体大切に!

  清水くるみp4=津上研太as,工藤精b,力武誠ds
くるみ率いる自信のカルテット。今回はオリジナルで攻めます。

10月1日(土)vol.623 唸らせる!

二度目の竹内バスクラ・トリオ。前回の大好評にお応えしての再登場。ドルフィー・ファンも唸らせる竹内バスクラの威力。バッキングにソロに見事なアンサンブルを奏でる二本の弦。

竹内直bcl3=中牟礼貞則g,吉野弘志b
昨年発売された「オブシディアン」があまりに素晴らしかったので!再演です。


9月24日(土)7時〜■シリーズ「極める!」

■「ライ・クーダーを極める!」

〜最新作’Pull Up Some Dust and Sit Down' と初期のアルバム3枚をつなぐもの。

解説はミュージック・マガジン等でお馴染の音楽評論家、五十嵐正さん。

今回のシリーズ「極める!」は9月に新作が届くライ・クーダー Ry Cooder 編です。
出演は音楽評論家の五十嵐正。最新作’Pull Up Some Dust and Sit Down'日本盤のライナーノーツを担当。デビュー時からずっと追いかけてきた熱心なファンですが、特に近年は08年の前作発売時と09年来日直前の2回インタヴューし、09年ツアーはロンドンと東京(複数回)の公演を観て、ライの奥さんスーザンやニック・ロウにも接触と、誰よりも情報を収集しています。そのとっておきの話をライ・クーダー・ファンは絶対に聞き逃せません。


9月23日(金)vol.621 リーダー・バンド始動!

日野皓正、日本を代表するトランぺッターにしてジャズの牽引者。八木美知依、純邦楽の楽器をジャズの世界に持ち込み、地球規模で活躍するフリー・ミュージックのミューズ。音楽性の違う二人に共通するものは?

答えは、バンドに田中徳崇がいること。彼はシカゴを拠点に活動した珍しい経歴の持ち主。4ビートからフリーまで、器用ではなく完璧に奏でる凄腕ドラマー。森田修史と石田幹雄を得てリーダー・バンド始動!

田中徳崇ds3=森田修史ts、石田幹雄p
当店にて、遂に田中徳崇リーダー・バンド始動!


9月16日(金)vol.619 音楽で!

東北を襲った大震災から半年が過ぎました。まだまだ復旧への道は遠いと思います。コツコツと地道な努力の積み重ねしかありません。頑張りましょう!

あの日、携帯も通じず、したがってメンバーと連絡も取れず。電車が止まっていたのでメンバーは到着出来ないだろうと思っていたら、全員が車での移動で、全員が揃って。エレベーターは自動停止で動かないので、階段を何度も往復して機材を運んで。
「やめようか?」と私。「せっかくだからリハを兼ねて」と渡辺さん。誰もいないNO TRUNKSで私とバイトの音ちゃんだけのために演奏してくれた。その時は東北があんな惨いことになっているとは知らなかったし。

それから数カ月して会った渡辺さんの「僕ら音楽しかできないから、音楽で元気づけるしかないから」の言葉が印象深い。

当日と同じメンバーです。
PPS=渡辺隆雄tp,小澤敏也pan,山田"やーそ"裕7st-g,guest/青木タイセイtb
3,11が前回でした。無観衆でライヴやりました。脳裏に焼き付いています。

9月17日(土)vol.620 縮図

3ギターズも3回目。今回参加の銘君は10月にEMIからいきなりリーダー・デビュー作を発売する、まだ20歳のイケメン。昨年当店で催されたカート・ローゼンウィンケルのライヴにも観客で来ていた。バークリー音楽大学へ授業料免除で入学も決まっていると聞く。
若手、中堅、至宝。日本ジャズギターの縮図を体感せよ!

3guitars=中牟礼貞則、市野元彦、井上銘
是非実現したかったトリオです。今回は銘君参加。ギター好きは集合せよ!

 


9月9日(金)vol,617 寅年四人衆!

11月13日(日)に開催されるPower Jazz2011にも出演が決定した寅カルテット。この日は当日のリハも兼ねてやります。当店で結成された、当店オリジナル・バンドの、パワー溢れる一撃を堪能してください!

林栄一as×スガダイローp×安東昇b×外山明ds
トラ!トラ!トラ!トラ!寅年四人衆!

9月10日(土)vol.618 変態・・・

平井氏の博識とギター研磨が、難曲パスコアール楽曲へと向かわせた。「変態変拍子プログレ大魔神」と比喩されるパスコアールの世界を、世界でもほとんど類を見ないバンドでお楽しみください。

平井庸一g5=太田朱美fl, 高野ヒロオts, 岩見継吾b,井谷享ds,perc
パスコアールの曲ばかりやる、平井氏の新バンド。


8月26日(金)vol.613 ジャック・ナイフ

今週は北海道が育んだ二人の若手ピアニストが連続で登場する。浅川太平、1977年札幌生まれ。現在34歳。彼も石田幹雄と同じく、横浜ジャズ・プロムナードのコンペティションで賞を受けて注目されるようになった。
同じ北海道勢と言っても石田が黒い情念のピアニストに対して、浅川の弾くピアノは白い。しかしその白さは、癒しや愛の類いではなく、ジャックナイフのように白いのだ。

浅川太平p3=加藤真一b, 橋本学ds
ニュー・アルバム「カタストロフィ・イン・ジャズ」発売記念。凛とした風が!

8月27日(土)vol.614  熟している

太田朱美のリーダー・バンドRisk Factorの新作準備が着々と進んでいると聞く。楽しみである。それに対して、当店で結成されたこちらのカルテットも機は熟していると思うのだが。CD制作の出資金募ろうかな。

太田朱美fl4=石田幹雄p,安東昇b,力武誠ds
当店が大プッシュする期待のカルテットです!


8月19日(金)vol.611 非凡

市野元彦が目指す音楽の世界は、透明で深遠。到底凡人のおよびつかぬこと。と思っていたが、リード奏者を替えてみるとグッとジャズ寄りになってきた。
人気奏者集団の中にあって、是安氏は少し影が薄いが、彼ほど深い音色と技巧を併せ持つベース奏者はそれほど多くはいない。知られざる巨匠と呼んでも過言ではない。私はそう思う。

Time Flows Trio +1=市野元彦g,是安則克b, 外山明ds+津上研太as
リード奏者を替えて新たなサウンドに挑みます!

8月20日(土)vol.612 ボチボチ

当店10年やっていますが、ボサノヴァは初だと思います。私がボサノヴァよりサンバ派であることもありますが、国立ボサノヴァの聖地「奏」への配慮もありました。彼が店を去ったからには、ボサノヴァもボチボチやろうかと思っています。

平田王子vo,g&渋谷毅p
当店初登場、ボサノヴァ・ヴォーカルの平田さん。渋谷さんのお気に入り。


■追悼レコード・コンサート

8月18日(木)7時〜

■武田和命 二十三回忌レコード・コンサート

今年2011年の8月18日(木)は、1989年8月18日に亡くなった武田和命氏の23回忌となります。
当日は武田氏の参加した音源、映像のみをおかけします。
偉大なテナー奏者を偲びたいと思います。

皆さんお集まりくださいませ。


8月12日(金)vol.609 続けます

古澤さんと本当に親しくなったのは、このバンドのアルバムを録音してからだ。それまでは、雲の上の人だったから、古澤良治郎。望月さんもそれに近かった。だって、私の好きなアルバムのベースは何時も望月英明か川端民生だったから。今も重要なレパートリーの加藤さんの名曲「皇帝」は、これが初録音だった。
古澤良治郎は亡くなってしまったけれど、続けます当店では、SO-KANA。

片山広明ts SO-KANA=加藤崇之g,望月英明b,福島紀明ds
片山の口癖「そーかな」がバンド名。良冶郎の席は福島君で!

8月13日(土)vol.610 フル・メンバー

前回はベースの永田氏が急病のため欠席。やっとフル・メンバーでのライヴが実現します。マル・ウォルドロンの信奉者、久保嶋直樹のユニークな楽曲の数々をお楽しみください。

久保嶋直樹p4=旧橋壮ts,永田利樹b,野村綾乃ds
久しぶりのリーダー作「連舞」発売記念フル・メンバーでのライヴです。


8月5日(金)7時〜 恒例Promotion at Weekend nightのご案内
平井庸一のジャズ・ギター列伝 vol.5 「アラン・ホールズワースと
コンテンポラリー・ギター奏者の系譜」
ギター奏者、平井庸一氏によるギター講話。チャージ500円。

8月6日(土)vol.608

松風氏と小森さんが師弟コンビなら、松風氏と清水さん、吉野氏と藤井氏が、
それぞれサックス・ワークショップや坂田明トリオでの、80年代からの同志。
深い絆で結ばれた盟友バンドです。
なお8月6日は松風氏の63回目の誕生日だそうな。

松風鉱一sax&小森慶子sax5=清水くるみp,吉野弘志b,藤井信雄ds
師弟コンビ双頭バンド、拡大してクインテット編成に。


7月29日(金)vol.606

昨年10月に発売された「愛しあうことだけはやめら
れない」が静のアルバムで、同時録音された動の
アルバムが発売を控えている・・・ハズである。
発売されるまでは、ライヴで堪能するしかありません。
山口トリオのライヴは全国でも年間数回しか催されません。
貴重なライヴです。お待ちしています!

山口コーイチp3=不破大輔b,つのだ健ds
個性的な、傑作リーダー作を発売したトリオ!

7月30日(土)vol.607

二人とも損をしているのでは。女性は綺麗で清楚なジャズを
奏でるものだと勝手に決めつけられていないか?
ルックスは綺麗や清楚でも、ジャズの好みはビバップ。
パーカーやパウエルを愛している二人なのである。
初の共演が実現します。お楽しみください。

増田ひろみas&松本茜p
ビバップ系の曲を料理します。



7月22日(金)vol.604

80年代、オーネット・コールマン一派が提唱しジャズの裏社会で
猛威を振るったハーモロディック理論。結局難解で色あせてしまった
けれど、サウンドとしてはダンス音楽とフリージャズの複雑な融合
だったのかな。ウルマーやジャクソンが方向転換した中、今も継承
しているのがマルハウスのような気がする。

マルハウス=石渡明廣g,林栄一as,上村勝正b,外山明ds
80年代を継承するバンド。ヤバイほどに刺激的!

7月23日(土)vol.605

「レナード・コーエンを極める!」でお世話になった中川五郎さん。
翻訳家であり小説家であり音楽評論家である五郎さんですが、
出発であり本流はシンガー&ソングライターです。反戦や反原発や
人類愛をずっと歌い続けています。
私の唄の趣味趣向は完全にシンガー&ソングライターやフォークで、
ジャズ・ヴォーカルで無いことを、五郎さんの唄を聴いて改めて自覚しました。
これからはシンガー&ソングライター路線を増やしていくつもりです!

中川五郎vo&g
今宵は中川五郎さんを極めましょう!


7月15日(金)vol.602

偶然ですが、今週は暑い夜にはうってつけなライヴが続きます。
宮野さんのデスモンド張りクール・アルトを中心に、音圧を抑えた
タペストリーな音たち連なります。これを「渋い!」と言わずして
何と云うのでしょうか。

宮野裕司as4=中牟礼貞則g,吉野弘志b,池長一美ds
青い炎!静謐のカルテット!

7月16日(土)vol.603

「クール・ナイトを貴方に!」なんて、なんか昔のAORみたいな
キャッチ・コピーですが。確かにヴァイブの音色は涼を呼びます。
ジャクソン、バートン、エアーズ・・・色々いますが、今夜は
エヴァンスと共演したデイヴ・パイクなんてどうでしょう。
有明さんいいですよ。野本さんのピアノも硬質で聴きものです。

有明のぶこvib&野本晴美p&吉野弘志b
珍しいヴィブラフォン・トリオ!クール・ナイトを貴方に!


7月8日(金)vol.600

夏の暑い昼下がり。松風や水谷や外山の名を見ると
少し涼しくなる。
浜辺の松林にふく風であったり、渓谷の滝であったり、
高い標高の山里だったりを連想するからだ。
で、加藤崇之はどうかと言うと、困るが。藤棚の虎退治かな。
暑さで頭が混乱しておりますが、久しぶりの松風カルテット、
楽しもう!

松風鉱一sax4=加藤崇之g,水谷浩章b,外山明ds
マルチリード奏者率いる異能集団!

7月9日(土)vol.601

私見ですが、この二人、ウエストとイーストですな!?
トロンボーンとテナーが大音量でがっぷり四つ展開。
男らしいですな。このDUO、他でやったことあったのかな?
とにかく楽しみです。

松本治tb&川嶋哲郎ts
この二人、山下洋輔グループでの共演機会が多いです。


7月1日(金)vol.599

前回3月12日に予定されていたコンペイトウのライヴは当然のように中止された。
前日3月11日の大震災の時にはまだそれほど認識されていなかった震災の規模が
やっと認識され、皆が戦慄した日だった。
あれから、楽しくない春が来て、もう7月。音楽で元気に!

Confeito=さがゆきvo,土井徳浩cl,助川太郎g
コンペイトウと云う名の、ヴォッサとフリーの境界を彷徨うバンドです。

7月2日(土)7時〜■シリーズ「極める!」 参加費500円
「レナード・コーエンを極める!vol.2〜Ladies' Men Alive〜」
60年代から歌い続けるフォーク歌手、音楽評論家、小説家、ブコウスキの小説や
ボブ・ディランの全歌詞集などを手がける翻訳家、中川五郎さんが解説!
最後に2〜3曲歌ってもらいます。お楽しみに!



6月24日(金)vol.598
渡辺貞夫氏がバークリー留学から帰国し、学んだその知識を若手に広めていった
のが60年代。そこから菊地雅章や富樫雅彦等多くの人材が巣だっていく。
時は流れ2010年代。海外で学んだり、活動したりするのは当たり前の
ような気さえする時代だが、コスモポリタンなこの三人の音楽に触れていると、
益々世界は狭くなったと思わずにはいられない。

竹内直ts×市野元彦g×田中徳崇ds
超絶サックスに若手俊英ギターとドラム!

6月25日(土)7時〜恒例Promotion at Weekend nightのご案内
新譜を試聴する会。2011夏

D.J.はディスク・ユニオン渋谷ジャズ&レアグルーヴ館の後藤氏です。
2005年の12月にスタートした「新譜を試聴する会」。最初は
新星堂勤務の武田氏に、途中からディスク・ユニオンに就職した後藤氏に
バトンタッチして今日まできました。足掛け6年、本当に御苦労さまでした。
残念ながら、今回で最後となります。その理由は後藤君がユニオンを
退職することになったからです。楽しみにして集まってくれた皆さん、
ごめんなさい。後藤君お疲れ様!ユニオン辞めても、音楽ファンは止めないでね。

以後、皆さん持ちよりのジャンルを超越した新譜会とか、色々画策して
おりますのでご期待ください。最後です。皆さん集合してください。

6月29日(水)7時〜■シリーズ「極める!」 参加費500円
「ビル・フリゼールとアメリカーナを極める!」
解説はミュージック・マガジン等でお馴染の音楽評論家、五十嵐正さん。

ボーダレスな音楽を語る時真っ先に思い浮かぶのがライ・クーダーであり
ビル・フリゼールです。
「五十嵐です。ジャズ評論家ではなく、フォーク、カントリー、ブルーグラス、
オールドタイム、ブルーズなどに多少の知識のある評論家の立場から、
「ナッシュヴィル」アルバム以降のビル・フリゼールについて語ろう、
という企画です。ビルには10年前に電話で、そして今年は対面で、
計2回取材したことがあります。」


6月17日(金)vol.596

共に還暦を過ぎてもなお盛んな二人。何が盛んかって?アレですよ、アレ。
演奏に決まってるじゃないですか。
「フォー・サウンズ」、天才ピアニスト守安祥太郎が率いた歴史的バンドの
名を引継ぎ(内田修氏が命名)90年前後の3年ほど活動したバンド。
アルバムも2枚残している。2〜3年前に復活の狼煙をあげた。
今回はそのメンバーお二人の貴重なデュオ。

板橋文夫p×峰厚介ts
フォー・サウンズの二人。おそらくデュオは初では?

6月18日(土)vol.597

鳥取が生んだ奇跡のジャズ従姉妹!と見得を切らしてもらいます。
実際、朱美ちゃんは凄い技術を軽々とやってしまうので、ボーっと聞い
ているとその凄さが理解できない。それほど凄いのです。解ります?
そして、茜ちゃんはパッパーです。最近のヨーロッパ風なお洒落な
ピアニストではありません。黒いフィーリングが身についています。

太田朱美fl&松本茜p
従姉妹デュオ。茜ちゃんはタダの可愛いピアニストではないよ。


6月10日(金)vol.595

2回目の「3ギターズ」です。我が国ジャズギター界の至宝、
中牟礼貞則氏と、ジャズギターの新しい地平を切り開く市野元彦氏を軸に、
第3のギター奏者をミックスし、三者の調和と差異を楽しむ当店特別企画です。

3guitars=仲牟礼貞則、市野元彦、平井庸一
是非実現したかった企画です。今回は平井氏参加。ギター好きは集合せよ!

6月11日(土)7時〜■シリーズ「極める!」

4月21日に極められたケペル木村氏による表ナシメント。
今回はジャズジャパン誌等のライターとしても活躍する、国分寺「珍屋」の
ナギラさんを中心に裏ナシメントを極めます。たぶん、珍しいカバー作品
とかがたくさん登場すると思われます。

「裏ミルトン・ナシメントを極める!」参加費500円
解説は珍屋柳楽氏&ディスク・ユニオン江利川氏。ケペル木村氏も少し参加。


6月3日(金)vol.593

石田君が大枚はたいて自主制作した新作「瞬芸」のメンバー。
高円寺のペンギン・ハウスを根城にするのでペンギン・トリオとも言われていて、
CDの絵柄も三匹のペンギンが描かれている。石田幹雄も含めて、
亡き古澤良治郎の忘れ形見バンドの一つでしょうか。

石田幹雄p3=早川徹b,福島紀明ds
良治郎バンドの二人が石田を挑発する!新作「瞬芸」発売記念!

6月4日(土)vol.594

富樫雅彦が慈しんだ広瀬。富樫がもし生きていれば、
後継者に指名したかもしれない田中。そんな二人の激突です!

広瀬淳二ts×田中徳崇ds
フリージャズ・サックスの大立者と注目度NO.1若手ドラマー。初共演!



5月27日(金)vol.591

渋谷さんが最高に信頼するギター奏者は石渡氏だ。
個性的で斬新なギターの味わいは他の追従を許さない。
癖のある深みのある自作曲の数々は、モンクの楽曲にも匹敵するほど。
二人のグループ「月の鳥」に外山氏が加わる。
現在の渋谷オーケストラの縮小版だが、さて。

月の鳥=渋谷毅p、石渡明廣g+外山明ds
当店では、外山さんが参加する月の鳥は初です。

5月28日(土)vol.592

現在も福島にこもるマダムギター。自身(地震)のブログに福島の
日常がブルースのように書き込まれていて、とても面白いし啓発される。
時折、ライヴをやりに下りてくる。当店では今年初の登場となります。
貴重です!

長見マダムギター順vo&g&p×早川岳晴b
マダムは福島で奮闘しています。


5月20日(金)vol.589

年に1度か2度、ピットインの3デイズとかの、企画ものにしか
出演しないDUBが、遂に当店に登場する。私とDUBとの付き合いは、
1982年の冬、「デンジャー」のデモテープ作りのお手伝いを
したことから始まる・・・。デビュー作「プレイズ・デラックス」
から数えると今年が結成30周年。色々ありましたが、
取りあえず乾杯!とても嬉しいです。
http://notrunks.jp/cdreview/cdreview/cdreview_003.htm

どくとる梅津バンド=DUB=梅津和時as,片山広明ts,早川岳晴b,菊地隆ds
生向委解散後結成された、80年代を象徴するアジア代表j-Funk jazzバンド。

5月21日(土)vol.590

前回はインフルエンザで津上氏が休場でした。トリオでの演奏でしたが、
それはそれでイカシテました。そんなわけで今年初のくるみカルテットです。
くるみさん、華奢な体型からは想像できないパワーの持ち主。こないだも弦切りました。

清水くるみp4=津上研太as,工藤精b,力武誠ds
くるみ率いる自信のカルテット。


5月13日(金)vol.587 野性的→繊細

野性的と思わせて、繊細だったり。その逆だったり。この二人は明らかに前者。スタンダードからフリー、民族音楽、あらゆる音楽を独自の解釈で再構築する。楽しみなデュオだ。

板橋文夫p×川嶋哲郎ts
これは貴重なDUO。昨年7月以来の川嶋氏です。

5月14日(土)vol 588 たぶんレギュラー

昨年の寅年に企画され、2回ほどライヴを行った。しかし4人が一堂に会するのは今回が初。たぶん当店のレギュラー・バンドになると思います。必見です!

林栄一as×スガダイローp×安東昇b×外山明ds
トラ!トラ!トラ!トラ!この寅年四人衆をやりたかったのだ!


5月6日(金)vol.585 管路

パイプラインと言えばベンチャーズ、いやオリジナルはシャンテイズ(知らんよな)ではなくて、Miyaが結成した新しいアプローチ。フルートと石油管路を引っかけた命名と思われる。自由への飛翔なのだろうか。

Pipe-Line=MIYA fl&山岸直人ds
意欲的なMiyaの新しいプロジェクトです。

5月7日(土)vol.586 堪らん 

昨年のbest3で私が選んだ中の一枚が山口氏の「愛しあうことだけはやめられない」だった。CDも良いけどライヴが良いよ、このトリオ。ポール・プレイやアンドリュー・ヒル好きには堪りません。

山口コーイチp3=不破大輔b,つのだ健ds
個性的な、傑作リーダー作を発売したトリオ!


■シリーズ「極める!」 参加費500円+飲食をお願いします。

5月1日(日)6時〜(日曜日のため早めてスタート)
「忌野清志郎を極める!」
解説は「清志郎を聴こうぜ!」の著者でコテコテ評論家の原田和典さん。

翌日2日は三回忌、武道館ではイヴェントも。爆音で清志郎を聴きます!


4月28日(木)vol.582 助走

木曜日ですが来日中のピアニスト、ロッド・ウイリアムスを迎へてのライヴを企画しておりました。しかし福島第一原発の事故のためロッドは来日中止となりました。
今宵はベースの立花氏を相手に、ニギヤカにシットリと、5月2日忌野清志郎ロックン・ロール・ショーへの助走としたいと思います。

梅津和時as×立花泰彦b
デュオです。

4月29日(金・祭)vol.583 光明 

いよいよゴールデン・ウィークの幕は切って落とされた!トップ・バッターは当店が声をからして応援する太田朱美カルテット(朱美ちゃんが国立からいなくなったのは寂しいが)。彼らを見ていると日本ジャズの未来に光明がさすのだ。

太田朱美fl4=石田幹雄p,安東昇b,力武誠ds
当店が大プッシュする期待のカルテットです!

4月30日(土)vol.584 ハコベ

陰と陽がある。若い時から華やかな人もいれば、ずっと目立たない日蔭の人も。ヒマワリとハコベかな。ヒマワリはみんながすぐに気が付いてくれるけれど、ハコベは近づいて注意深く観察しないと気がつかない。地味だけど忍耐強い。庭の隅っこに咲く可憐な花。そんな彼を私は応援します。

久保嶋直樹p4=旧橋壮ts,カイドーユタカb,野村綾乃ds
10余年ぶりのリーダー作「連舞」発売記念ライヴです。


4月22日(金)vol.580 形!

三人が三人を信頼し尊敬する。三人の技術とスピリッツが強固な正三角形を築く。これ以上ありえない東洋NO.1フリー・ジャズの形!

広瀬淳二ts×井野信義b×芳垣安洋ds
フリー・ジャズ・ファン集合!これは超強力フリー・ジャズ!

4月23日(土)vol.581 アブノーマル

今回はベースからギターに編成を替えました。ノーマルからアブノーマルへ。クール度と変態度が増したと思います。

宮野裕司as&橋爪亮督ts4=市野元彦g,池長一美ds
リードの二人は高校での先輩と後輩。共に個性派です。面白くなりそう。


■シリーズ「極める!」 参加費500円+飲食をお願いします。

4月21日(木)7時〜
「ミルトン・ナシメントを極める!」
解説はケペル木村さん+エリカワ氏=ディスク・ユニオンとナギラ氏=珍屋


■新譜を試聴する会。

4月17日(日)6:00〜恒例Promotion at weekend nightのご案内

新譜を試聴する会。2011春
延期されていましたが、日時が決定しました!

D.J.はディスク・ユニオン渋谷ジャズ&レアグルーヴ館の後藤氏です。


4月15日(金)vol.578 身に染みる

当店のみでしか聴けないバンドはどれもおもしろい。優雅さとは無縁の二人の女性を挟んで、ナイスミドルなリズムセクション。リーダーの松風は飄々と舵を取る。ジャズが身に染みます。

松風鉱一sax&小森慶子sax5=清水くるみp,吉野弘志b,藤井信雄ds
師弟コンビ双頭バンド、拡大してクインテット編成に。  

4月16日(土)vol.579 異音響

市野、是安、外山からなるTime Flows Trioを軸に、ゲストをプラスしていくと言うのが流れらしい。モダン・アルトの雄、津上氏が加わった今回は、クラリネットの土井君とは一味違った音響が楽しめるだろう。

市野元彦g4=津上研太as,是安則克b, 外山明ds
リード奏者を替えて新たなサウンドに挑みます!


■シリーズ「極める!」 参加費500円+飲食をお願いします。

4月14日(木)7時〜
「ブルース・スプリングスティーンを極める!」
解説は著書「スプリングスティーンの歌うアメリカ」でお馴染の五十嵐正さん。

「ブルース・スプリングスティーンを極める!」はシリーズ企画となります。
14日の第1回は「Greetings From Asbury Park, N.J. 〜ブルースとEストリート・バンドの音楽を育んだニュージャージー沿岸地方の音楽シーンを探る」です。


4月8日(金)vol.576  援護

小さなお子さんがいる方は心配ですね、この震災は。今回は安ヵ川さんの仕切りとなりました。自己のレーベルD-musicaを立ち上げ、演奏者であるばかりか制作者、レーベル・オーナーとしてもジャズを援護する安ヵ川氏。頭が下がります。もう忘れてしまうくらい前、8年くらい前に続いて久しぶりの安ヵ川氏。

 安ヵ川大樹b3=高田ひろ子p ,加納樹麻ds
ジョナサン氏の事情で急遽変更となります。2回目の安カ川さんと初の二人。  

4月9日(土)vol.577 一筋縄

普段はリー・コニッツばりのクールさを売りにする増田さん。上手いし個性的です。でも彼女、一筋縄ではいかないほどのエネルギーを秘めていると、感じさせる場面に何度も遭遇しているのは私だけではないはず。
今夜は彼女の別な一面を堪能したい。

増田ひろみas3=カイドーユタカb,力武誠ds
今宵はチャーリー・パーカー特集です。ホットなひろみをご堪能ください。


■独壇場プラス!=PM9:00〜1ステージのみ=mc1000円+飲食をお願いします。
2011年vol.4

4月4日(月)
石田幹雄p+若杉大悟ds
未知なるドラマーです。


4月1日(金)vol.574 シビレル 

ジャズにあまり詳しくない一橋大の学生が「滅茶カッコいい!」と感嘆の声をあげた。石渡の作る曲は、毒と悪と甘美さに溢れていて、バブル昭和の危険な香りがする。まるでウルマーやシャノーンがいたコールマンのバンドほどに、私を痺れさす!

マルハウス=石渡明廣g,林栄一as,上村勝正b,外山明ds
80年代を継承するバンド。ヤバイほどに刺激的!  

4月2日(土)vol.575 通人

当店でしか聴けないオトナのバンド。粋なオトナが4人。あまり知られていない通人の名曲を探し出して料理する。国立が誇るバンドと言っても過言ではない。

宮野裕司as4=中牟礼貞則g,吉野弘志b,池長一美ds
青い炎!静謐のカルテット!


3月25日(金)vol.572  再開

今年初の松風カルテットだ。外山さんが長いアフリカの旅から帰ってきました。アフリカにも地震の情報は伝わっていたのでしょうか。おそらく驚いたでしょうね、成田辺りで、外山さん。

松風鉱一sax4=加藤崇之g,水谷浩章b,外山明ds
マルチリード奏者率いる異能集団!

3月26日(土)vol.573 パスコアール

平井氏がトリスターノ理論バンドに続いて、新たに始動させたパスコアール・バンド。譜面に強い太田、浅川を得てはじめて可能となる数々の難曲調理。また一つ楽しみなユニットの誕生である!

平井庸一g5=太田朱美fl,浅川太平p,トオイダイスケb,竹下宗男ds
平井氏の新バンド。パスコアールの曲ばかりやるらしい。


■独壇場プラス!=PM9:00〜1ステージのみ=mc1000円+飲食をお願いします。
2011年vol.3

計画停電の18時20分〜22時対象地域であることから混乱を避けるため中止とさせて頂きます。
3月21日(月)
スガダイローp+池澤龍作ds

今回はリトル・ブルーのメンバーでもある池澤氏と。


■新譜を試聴する会。

3月19日(土)7:00〜恒例Promotion at Saturday nightのご案内

諸々の状況を鑑み、この夜のイヴェントは延期させていただきます。
来月か再来月に日程を調整し行いたいと思います。

新譜を試聴する会。2011春

D.J.はディスク・ユニオン渋谷ジャズ&レアグルーヴ館の後藤氏です。


3月18日(金)vol.571

申しわけありませんが、臼庭さんの体調や諸々の状況を鑑み、この夜のライヴは延期させていただきます。御了承くださいませ。

松本茜p&臼庭潤ts
現在、臼庭4のメンバーでもある茜さん。臼庭氏は当店初です。


3月11日(金)vol.569 春の扉

7弦ギターの山田氏が参加したppsは初めて。それにしても7弦とは珍しいが、ブラジルでは普通なのだろうか。久しぶりの青木氏のトロンボーンも加わって賑やかになるのは疑いなし。陽気なリズムとメロディが春の扉をノックする。

PPS=渡辺隆雄tp,小澤敏也pan,山田"やーそ"裕7st-g,guest/青木タイセイtb
新しいメンバーでのピカイアです。

3月12日(土)vol.570 納得

今週のライヴは偶然にもブラジルテイストなバンドが続く。多くの特異なユニットを持つさがさんだが、このクラリネットとギターをバックにしたトリオもユニークだ。ユルーイ、ボサノヴァが得意でない私をも納得させるサウンドですな。

Confeito=さがゆきvo,土井徳浩cl,助川太郎g
コンペイトウと云う名の、ボッサとフリーの境界を彷徨うバンドです。

皆様お怪我はありませんか?お住まいは異常ありませんか?
当店は食器が10枚ほどとウイスキーのボトルが2本、それとスピーカーの上のシーサーが軽傷、の被害にあいました。

申しわけありませんが、地震の影響でエレベーターが動かないこともあり、本日予定されておりました「さがゆき&コンペイトウ」のライヴは中止とさせていただきます。6月以降にリベンジ・ライヴを考えておりますので、そちらの方を宜しくお願いします。


3月4日(金)vol.567 燻し銀

昨年発売された、竹内氏のバス・クラリネットだけで通したアルバム「オブシディアン」は、選曲の妙もあって実に味わい深い作品であった。聴いた回数では新譜の中でおそらくトップだろう。共演者も華やかだったが、その中でも燻し銀の光沢を放ったのが中牟礼氏。これはお二人を呼ぶしかないと思った。そこに名手、吉野氏も加わっていただいて。絶対推薦します!

竹内直bcl3=中牟礼貞則g,吉野弘志b
昨年発売された「オブシディアン」があまりに素晴らしかったので!

3月5日(土)vol.568 多種多彩

デビューから一貫してリーダーで通す土濃塚氏。彼はサイドメンの経験が皆無ではないだろうか。そのせいだろう、他のミュージシャンとは一線を画する音楽性を有している。共演者も多種多彩を極め、万華鏡の如し。今回は特にです。

土濃塚隆一郎flh3=森下滋p,納浩一b ,ジーン重村ds
興味深いメンバーです。急遽カルテット編成になりました!


■シリーズ「極める!」 参加費500円+飲食をお願いします。

2月26日(土)7時〜

「レナード・コーエンを極める!〜Ladies' Men Alive〜」
60年代から歌い続けるフォーク歌手、音楽評論家、小説家、ブコウスキの小説やボブ・ディランの全歌詞集などを手がける翻訳家、中川五郎さんに解説をお願いします。「ミニ・ライブもあります」


 

2月25日(金)vol.566 ごーレンジャー 

昨年発売されたスガダイロー「渋さ知らズを弾く」は、スガのピアノの魅力は当然だが、ベース奏者としての不破大輔を再確認させてくれた見事なアルバムだった。こんな風に黒く重いベースを弾く人がアジアにいることが嬉しい。

知らズごー=不破大輔b,スガダイローp,立花秀輝as,磯部潤ds
チビズのスガ参加バージョン。いつの間にか佐藤帆tsも加わって5人編成!


2月18日(金)vol.564 一癖二癖

 普通のスタンダードではなく、一癖も二癖ありそうな曲を選んで料理する。くるみさんのピアノは繊細で激しい。それは女性ならではの輝きを放つ。残念ながら今回、津上さんはお休み。インフルエンザに感染してしまったのだ。違ったくるみさんが楽しめるかも知れない。因みにこの夜、晴れていれば満月だそうで、くるみさんは「月にちなんだ曲ばかりやる」と言っていました。

清水くるみp3=工藤精b,力武誠ds
くるみ率いる自信のトリオ。

2月19日(土)vol.565 共存共栄

前々回は林栄一、前回は田中信正との共演でした。三人揃い踏みは当店では初です。静と動が共存共栄する二人を俊さんが操ります。これを見逃す手はないと思います。

酒井俊vo×林栄一as×田中信正p
日本語とジャズの見事な融合。魂の歌い手、酒井俊!


2月12日(土)vol.563 アフロヨーロピアン

宮下さんをヨーロピアンテイスト溢れるピアニストとお客様に紹介された。しかし前回の当店でのライヴを見た限りでは、むしろアフロ・アメリカン色の強いファンキーなピアニストだと思うのだが、どうだろう。さながら晩年を欧州ですごしたケニー・ドリューかな。お誘いあわせてお越しください。

宮下博行p3=佐藤有介b、大村亘ds
関西からやってくるピアニストです。


■平井庸一のジャズ・ギター列伝

2月11日(金)7:00〜恒例Promotion at Weekend nightのご案内

平井庸一のジャズ・ギター列伝 vol.4 「初期のジョン・マクラフリン」

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●2011年 2/11(金) 国立ノートランクス

平井庸一のジャズ・ギター列伝 Vol.4 初期のジョン・マクラフリン

現在でこそパット・メセニーをはじめとして、カート・ローゼンウィンケル等、ジャズ・シーンを先導するようなギタリストも多数存在しますが、1960年代後半ごろまでは、ジャズにおいてのギターは、サックスピアノと比べあきらかに“遅れた楽器”だったと思います。
楽器の機能的にも、奏法、テクニック的にもハードバップ〜モード、フリーというジャズの変革にはなかなか対できませんでした(ハードバップ期のケニー・バレルは唯一孤軍奮闘しましたが)。

たとえば、マイルス・デイヴィスの「E.S.P」とウェス・モンゴメリーの「ハーフ・ノート」が同じ1965年録音だというのがそのことを象徴しているように感じます(ウェスは間違いなくジャズ・ギター史上最高のギタリストでありインプロヴァイザーですが、サウンドのコンセプトは50年代のハードバップに基づくものでした)。

ジョン・マクラフリンが革新的だったのは、マイルス・デイヴィス、トニー・ウイリアムス、ウェイン・ショータージョー・ヘンダーソンハービー・ハンコックミロスラフ・ヴィトウスジャック・ディジョネット等と次々と共演し、ギタリストとして初めて、最先端のジャズ・シーンに加わったということだと思います。

これは、ウェス・モンゴメリーケニー・バレルジム・ホールバーニー・ケッセルといった前の世代の巨匠たちだけでなく、ラリー・コリエルジョージ・ベンソンパット・マルティーノ等の、マクラフリンと近い世代のギタリストにも成し得なかったことでした。

60年代以降のジャズの進化したハーモニーやリズムにどうやってギターで対応するのかをマクラフリンが提示したことが、その後のジョン・アバークロンビーパット・メセニージョン・スコフィールドビル・フリゼールカート・ローゼンウィンケル、ベン・モンダー、ジョナサン・クライスバーグといったコンテンポラリージャズ・ギターの流れに影響を与えているとも言えるのではないでしょうか。

そういう訳で、今回の講演では、マハヴィシュヌ・オーケストラで大成功して以降のよく知られているマクラフリンではなく、イギリス時代、アメリカでのサイドマン時代の音源を中心に紹介します。

まだオーソドックスなジャズ・ギター・スタイルで弾いていたデビュー当時から、ゴードン・ベックケニー・ホイーラージョン・サーマン等との共演を通じて、だんだんとテクニック、センスを開花させていく過程を聴いていただければと思います。

若き日のマクラフリンがプレイする、パーカーやコルトレーンのナンバー、スタンダードなどの音源もかける予定です。                                                          平井庸一

期待の若手ギター奏者であるばかりか、Jazzについての豊富な知識が絶賛される平井氏にお願いしてギター講話を開催することにしました。2〜3箇月に一度の割合でおこないます。なお、参加者から500円徴収させて頂き、平井氏の交通費としますのでご了承くださいませ。


■独壇場プラス!PM9:00〜1ステージのみ=mc1000円+飲食をお願いします。
2011年vol.2

2月7日(月) 

太田朱美+平井庸一

お互いに勉強家、でもデュオは初かも・。


2月4日(金)vol.561 いつまでも

先ごろ二人とは縁の深い古澤良治郎さんが亡くなりました。忌野清志郎さんに続いての深い悲しみです。還暦前後の年齢は、よほど気をつけないといけないのですね。悲しみを乗り越えて、二人には何時までも活躍してもらいたいと思います。

梅津和時as×片山広明ts
12月のリベンジです。

2月5日(土)vol.562 継承

このトリオの音源が既に録音されていて、春ぐらいには発売されるらしい。J jazz netで少し試聴ができるが、熱い演奏でいやが上にも期待させられる。亡き古澤良治郎と関係が深い3人。氏の遺志を継いで実りあるジャズを目指してほしい。

石田幹雄p3=早川徹b,福島紀明ds
良治郎バンドの二人が石田を挑発する!


■新譜を試聴する会。

1月29日(土)恒例Promotion at Saturday nightのご案内

2010年貴方が選ぶBest3

各自の持ち寄りで昨年発売された作品を聴きます。多数の参加をお待ちします


1月21日(金)vol.558 マル〜ダラー

リズムセクションは変動するが、久保島さんと旧橋さんを軸にマル〜ダラー路線を標榜する久保島直樹カルテット。ありそうでない、個性的なバンドだと思います。応援します。

久保島直樹p4=旧橋壮ts,立花泰彦b,磯見博ds
久保島と旧橋。いいコンビです。

1月22日(土)vol.559 曲の風情

山口さんの自宅が焼失したと聞いたのは、去年の秋でした。大変でしょうが頑張ってほしいものです。昨年発売された初リーダー作「愛しあうことだけはやめられない」はいいですよ。日本のアンドリュー・ヒルとかポール・ブレイとか、人が噂しています。
私は彼の描く曲の風情が好きです。まるで高田渡のようですよ。

山口コーイチp3=不破大輔b,つのだ健ds
初リーダー作発売記念ライヴ!

1月27日(木)vol.560 石渡以来

前回は当店を出発地点に西に旅しました。今回は当店から東北方面への楽旅です。先日渋谷さんが当店に出演した際に、峰さんに熱く語っていました「市野君はいいよ、石渡以来だなこんな刺激的なギター奏者は」
是非確かめに来てください。

渋谷毅p×市野元彦g
最近の渋谷さんお気に入りDUOです。変則ですが木曜日です


■追悼レコード・コンサート

1月17日(月)7時〜
浅川マキ 一周忌追悼レコード・コンサート

昨年亡くなられたマキさんへ捧げる日とします。皆さんも手持ちのCD,LPをご持参ください。


1月15日(土)vol,557 ウサギでも虎

昨年、年男ばかりを集めてバンドを企画組織し、好評を博したバンドだ。年度は変わってウサギ年ですが、寅年バンドは今年も続きます。実はもう一人加えてカルテットにしたいのだが・・・。

林栄一as×安東昇b×外山明ds
トラ!トラ!トラ!


1月14日(金)vol.556  鷲づかみ

昨年のpower jazz2010で多くの人々のハートを鷲づかみにした太田朱美カルテット。演奏するたびに大きさを増していてドキドキさせられる。そろそろレコーディングをと考えているのは私だけだろうか。 

太田朱美fl4=石田幹雄p,安東昇b,力武誠ds
当店が大プッシュする期待のカルテットです!  


 

■独壇場プラス!PM9:00〜1ステージのみ=mc1000円+飲食をお願いします。
2011年vol.1

1月10日(月・祭) 石田幹雄独壇場+

2011年はソロに比重を置くと言う石田幹雄。したがって最初はソロで。
いよいよ日本のキース・ジャレット始動!


1月8日(土)vol.555 クールな宴

亮督と書いて何と読むのでしょうか?「りょうすけ」だそうです。最近多くなってきたカタカナ表記にした方が、親しみがもてるかもですね。
テナー・スタイルはウォーン・マーシュを想わせるクールな超個性派。現代で言うとマーク・ターナーでしょうか。そこにコニッツ派の宮野さんですから、それはそれはクールな宴となること疑いなしです。お待ちしております。

橋爪亮督4=宮野裕司as,吉野弘志b,池長一美ds
岡山の高校での先輩と後輩。共に個性派です。


 



 

 

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