東京new jazz festival(tnjf)はレコードも2枚作っている。片山広明の「so kana」と早川岳晴の「salt」(ともにスタジオ・ウィーがCD化)だ。発売するにあたりレーベル名をNo Trunksとしました。色々考えた挙句の選択でした。
巨大な組織の冠コンサートに対抗して立ちあがった我々10余人の闘士。選ばれし屈強な若者がボクシング・リングの上にグローブをつけて登りました。いざガウンを脱いで戦いの開始です。・・・はて?観客の失笑が聞こえます。情けない話ですが、ボクサーは緊張のあまりトランクスを穿いてくるのを忘れてしまったのです。強い意志はもっていましたが何か空回りしている間抜けな男。こんな図です。我々tnjfはそんな集まりでしょう。
会社を辞めて店をオープンさせる時、長く封印されていたNo Trunksを店名にしょうと決めていました。何故なら、その時の私も間抜けなボクサーのようでしたから。