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2011 私のお気に入り or Best 3 By Caz

2011年お気に入りのジャズ新譜3枚.。
今年は順位はあります。
漏れたのもいっぱいあります。坂田明の再発見や、Colin Stetsonの発見もありました。

■ 新録CD

新録CDタイトル 1
BEAUTY IS THE THING KANON

アーティスト

KANON
レーベル
doubtmusic dmf-141
高瀬アキ (piano, inside piano)
内橋和久 (guitar, effects and daxophone)
アクセル・ドゥナー (trumpet)

目まぐるしく、めくるめくような、ひらめきと即興で編まれた時間。
圧倒的な音楽。



新録CDタイトル 2
Probation

アーティスト

Daitokai
レーベル
self-released
伊藤匠 (ts, computer)
千葉広樹 (contrabass, effect)
服部マサツグ (drums)

Radianへの遅い回答。しかもこちらはジャズです。全曲ライブをハンディなレコーダでデジタル録音したもので、おそらく自分は全部観ていると思う。エレクトロニクスの反復が、自動的な繰り返しではなく、人間がいちいち反応して、グルーヴを生み出している。一方で、ザラザラしたスタンダード曲でのアコースティックなトラックと、同じバンドがやってるという実感がたっぷりある。演奏フォーマットについてのネタや構想以前に、ジャズが好きでジャズを演奏したいのだ。




新録CDタイトル 3
Kafka in Flight Ensemble

アーティスト

The Resonance
レーベル
Not Two
Ken Vandermark (ts, Bb cl), Mikotaj Trzaska (as, bass cl)
Dave Rampis (as, ts), Wactaw Zimpel (Bb cl, bass cl)
Magnus Broo (tp), Steve Swell (tb)
Per-Ake Holmlander (tub), Mark Tokar (b)
Tim Daisy (ds), Michael Zerang (ds)

Ken Vandermarkが書いた大型コンボ向けの曲を、欧州とシカゴの混合テンテットで演奏したポーランドでの09年のコンサート録音。Vandermark5を思わせるハードバップ的なテーマ/即興のかたちの強引さ。かっこうよい。


 

 

 

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