[十条] 埼玉屋 (焼き鳥) すみた (讃岐うどん)
ジャズ以外にも多趣味である。陶芸、バイク、温泉、映画、・・・。中でも酒。特に芋焼酎には目がない。開店当初から芋には力を入れていたが、ここ2年ほどの異常な芋ブームにはまいっている。簡単に手に入った銘柄が全然入手できない。それもバカ高値になっている。「さつま寿」、「八幡」、「松露」、「三岳」・・・空しくなるからやめた。
居酒屋巡りが楽しい。北千住、南千住、門前仲町、森下、人形町、・・・最近は十条と東十条にはまっている。
京浜東北線の東十条はホームの両端に南北の改札口がある。北口を右折した辺りが圧倒的に繁華街で、興味深い店がひしめき合っている。でも目的の「埼玉屋」はひなびた南口を左折し、坂を下って大通りを右折したところにある。
改築したのだろうか、比較的新しい店のように見える。扉を開けると左手に4人がけのテーブルが二つある小上がり。正面にコの字型の14〜5人座れるカウンター。
ここに来るのも今日で3度目。とにかくここのモツはホントに美味い。荻窪の「カッパ」や国分寺の「い志井」も美味いがそれ以上に美味い。現在のところ私のbPもつ焼き屋だ。特に「上シロ」「アブラ」「レバ」は見事と言う他ない。値段も一串120円と安い。生ホッピーとの相性抜群。大推薦!
先ほど来た道を逆戻り。東十条の南口前を通り過ぎ、交差点をそのまま進むとそこは下町情緒漂う演劇場通り。「篠原演劇場」なる大衆演芸のコヤがあるから命名されたのだろう。このコヤ、シブイ。昭和30年代だ。この前なんか双子の和服姿のバアサンが歩いていて、どこかで見たような?と思っていたら演芸場に「こまどり姉妹さん江」の花輪があった。こまどり姉妹が普通に歩いているのだここは。
この通りに凄い讃岐うどんの店がある。「すみた」。カウンターに6席、テーブル8席の小さな店。だが、侮るなかれ、いつも満席、予約しないと座れない、食えない。今日はラッキーにも座れた。うどん屋なれど、酒も充実。焼酎の「海」も600円前後で飲める。牛スジおでんとジャコ天風おでん、行者ニンニクの天ぷら。旨い。最後にうどん。旨い!〆て2480円。安い!
本当は、十条の「斉藤酒場」で〆ようかと思っていたが腹一杯、今度ね。
★★★★★
埼玉屋 東京都北区東十条2-5-12 03-3911-5843
営業 16時から
休日 日曜、祭日
すみた HP
売切れ次第閉店だそう。予約したほうがベター
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