６月２１日に神田の「みますや」を訪れた時に実はもう一軒入った店がある。しかし、店の内装から味、値段、全てが気に入らなかったので名前も忘れた。その時どちらにしようか迷ったのが神田の「三州屋」だった。翌日ネットで「三州屋」の事を調べたら、この店、神田、新橋、銀座、他にも色々あるらしい。暖簾わけなのだろうか？中でも銀座の評判がすこぶる良いようだ。

で、今日は銀座と有楽町界隈を探索に来たわけだ。銀座と言っても有楽町に近い比較的落ち着いた雰囲気の町並みだこの辺は。昔、並木座って有名な映画館が在ったので並木通りなのだそうだ。目指す「三州屋」は昔の並木座の隣に位置する。油断すると見落としそうな細い路地を入った所にある。

連れと７時に待ち合わせて、店に着いたのが７時１５分頃だろうか、店内はほぼ満員。幸い入り口に近いカウンター席が二つ空いていた。さすが銀座、今までの店とは明らかに客層が違う。上品である。まあ太刀打ちできないほどの上品さではないのだが少しひるむ。白木のカウンターが磨き上げられていて気持ちがいい。３人ほどのおばさんが下町ほどのテキパキさではないが働いている。
魚料理が多い。刺身、焼物、煮物。定食もある。酒は日本酒が充実しているみたいだ。残念ながら芋焼酎の種類は少ない。
アジの酢ジメ、ジャガイモ煮、マグロブツ、６品ほど注文。珍しくハモがある。即注文。二人で生ビール５杯。１時間ほど滞在。合計で５０００円ほど。銀座にしては破格値ではないだろうか。また銀座に来たら寄りたい店。でもわざわざは来ないな。

★★★★　

店を出て日比谷のガード下、モツ焼き屋を目指した。